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8/10update::8・13抗議文提出<熊本市長が7月20日に国あてに出した要望書の中に 「立野ダム促進」が入っていました。

8/10update:
熊本市長は7月20日、東京において国土交通省等に対し、「平成24 年7 月九州北
部豪雨に係る災害復旧に関する緊急要望」を行いました。
その中で「立野ダム建設事業の促進」を要望したことに対し、抗議文を提出します。
抗議文を添付しています。
提出日時・場所は以下の通りです。
都合がつかれる方は、ぜひご同行お願いします。
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8月13日(月)11:00熊本市役所(花畑町別館2階)です。
10:50に、花畑町別館1Fロビーに集合。
(いすも空調もありませんが)
本館から電車通りを挟んで南西方向の、古いビルです。
====================================

*********

熊本市長が7月20日に国あてに出した要望書の中に
「立野ダム促進」が入っていました。

同日に幸山市長が霞が関で建設副大臣に要望したものだと思われます。
7月21日の熊日には、「白川の治水対策強化を」とだけ載ってたのすが、
「立野ダム促進」は報道されていませんでした。

シンポが終わってしばらくはゆっくりしようと思っていたのに、やれやれです。
これは早急に抗議する必要があります。

8/10update::8・13抗議文提出<熊本市長が7月20日に国あてに出した要望書の中に 「立野ダム促進」が入っていました。 はコメントを受け付けていません

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7/6 up: 北向谷原始林シンポジウム 7/29PM, 現地調査 7/28, 見学会 7/29AM

阿蘇の大自然と白川の清流を守ろう!

チラシ:

https://kawabegawa.jp/tatenodam/pdf/simpo20120729.pdf

◆◆ きたむきだにげんしりん
北向谷原始林シンポジウム ◆◆

ごあいさつ

立野ダムは阿蘇外輪山(カルデラ)の唯一の切れ目、白川・黒川合流点のすぐ下流(南阿蘇村・
大津町)に国土交通省が計画した、高さ約90mの洪水調節専用の穴あきダムです。
立野ダムは、阿蘇の玄関口である立野峡谷と、阿蘇くじゅう国立公園の36ヘクタールもの広大
な自然を水没させます。水没する北向谷原始林(大津町)は国指定の天然記念物であり、阿蘇くじ
ゅう国立公園の特別保護地区にも指定されています。

今回、自然環境保護の第一人者である、広島フィールドミュージアムの金井塚務さんをお招きし
て、現地調査とシンポジウムを行うことになりました。皆様方のご参加をお待ちしています。

●とき
2012年7月29日(日) 午後2時開演

●ところ
大津町町民交流施設(オークスプラザ)
菊池郡大津町大字大津1220-1(大津町役場となり)

●内容
北向谷原始林調査報告、パネルディスカッション
金井塚務氏(広島フィールドミュージアム)ほか

●参加費
資料代500円(高校生以下無料)

◆◆ 北向谷原始林現地調査 ◆◆

●日時7月28日(土)午前11時~午後5時
●集合場所大津町岩戸神社駐車場
※かなりハードな登山となります。
参加希望者は事前に090-2505-3880中島までご連絡ください。

◆◆ 第2回立野ダム建設予定地見学会 ◆◆

●日時7月29日(日)午前10時~12時
●内容
10:00 JR立野駅集合10:20~11:10 立野ダム本体予定地(立野峡谷)見学
11:20~12:00 立野ダム水没予定地見学(長陽大橋より) 12:00 解散
※どなたでも参加できます。立野ダム建設予定地のすばらしい渓谷をぜひ見られてください!

立野ダムによらない自然と生活を守る会
代表中島康
熊本市島崎4丁目5-13
電話090-2505-3880 https://kawabegawa.jp/tatenodam/

◆◆ 立野ダム計画のことをご存じですか? ◆◆

●立野ダムは阿蘇外輪山の唯一の切れ目、白川・黒
川合流点のすぐ下流に国土交通省が計画した、
高さ約90mの洪水調節専用の穴あきダムです。

●洪水時の白川の水は多くの火山灰を含みます。
白川にダムを造っても、土砂や火山灰で早い段階
で埋まってしまうことは明らかです。

●立野ダムの洪水調節能力は非常に小さく、白川の河川改修が計画通
立野ダムりに進めば、がなくても昭和28年6・26水害クラスの
水害も安全に流すことができます。

●立野ダム建設予定地は、阿蘇くじゅう国立公園の特別保護地域にあ
り、絶滅危惧種クマタカの生息も確認されています。天然記念物に
国が指定している北向谷原始林も水没します。

●立野ダムの総事業費の3割を熊本県が負担します。熊本県の負担額
は約271億円です。県民1人あたり約15000円を立野ダムに
負担することになるのです。

●立野ダム建設予定地は、阿蘇火山から流下してきた立野溶岩で割れ
目が非常に多く、巨大ダムをつくるには不適な地盤です。
また、地震発生確率の高い活断層「布田川・日奈久断層帯」が通っています。

●コンクリートのダムをつくるのではな
く、阿蘇の草原を守り、白川中流域の
農業を守ることが、白川の治水や熊本
の地下水の保全にもつながります。

立野ダム建設予定地(立野峡谷)

立野ダムによらない自然と生活を守る会
熊本市島崎4丁目5-13 中島康
電話090-2505-3880 https://kawabegawa.jp/tatenodam/

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5/1up: 5月19日(土) 熊本市パレアで立野ダム中止を求める住民団体結成集会 を開きます。是非、ご参加ください。

転載大歓迎です。
阿蘇の大自然と白川の清流を未来に手渡すために、
一人でも多くの方々にご参加いただければ幸いです。
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■阿蘇の大自然を破壊する最悪のダム計画
 立野ダム中止を求める住民団体結成集会

        ごあいさつ
 立野ダムは阿蘇外輪山(カルデラ)の唯一の切れ目、白川・黒川合流点のすぐ下流(南阿蘇村・大津町)に国土交通省が計画した、高さ約90mの洪水調節専用の穴あきダムです。
 立野ダムは、阿蘇の玄関口である立野峡谷と、阿蘇くじゅう国立公園の36ヘクタールもの広大な自然を水没させます。水没する北向谷(きたむきだに)原始林は国指定の天然記念物であり、立野ダム事業区域は阿蘇くじゅう国立公園の特別保護地域にも指定されています。
 熊本市の大甲橋~銀座橋の市役所側の堤防は未改修であり、現状では洪水が堤防からあふれた場合、熊本市の地下街は大きな被害を受けます。立野ダムより堤防の整備を急ぐべきです。
 立野ダムは活断層(布田川・日奈久断層帯)の真上に計画された、非常に危険なダムです。立野ダムに頼らない治水対策の方が断然、自然にも優しく現実的です。
 白川は、全国でも珍しいダムのない一級河川です。コンクリートのダムをつくるのではなく、阿蘇の草原を守り、白川中流域の農業を守ることが、白川の治水や熊本の地下水の保全にもつながります。私たちは、百害あって一利もない立野ダム計画の中止を求め、住民団体を結成することになりました。皆様方のご参加をお待ちしています。

●とき 2012年 5月19日(土) 午後6時開演

●ところ くまもと県民交流館パレア 会議室8 (鶴屋東館10階)
      熊本市中央区手取本町8番9号 TEL096-355-4300

●内容 立野ダムの問題点と立野ダムに頼らない治水対策 ほか

●参加費 資料代500円(高校生以下無料)
※閉会後、午後8時頃より交流会を計画しています。ぜひご参加ください。

連絡先 中島 康 熊本市島崎4丁目5-13 電話 090-2505-3880
https://kawabegawa.jp/tatenodam/

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■大甲橋~銀座橋の白川堤防現地調査
~立野ダムより白川の堤防の整備を進めよう~

●日時 2012年5年19日(土)午後4時~5時
●集合場所 熊本市・大甲橋下流側の歩道に集合

PDFはこちらです。
https://kawabegawa.jp/tatenodam/pdf/dam20120519.pdf

5/1up: 5月19日(土) 熊本市パレアで立野ダム中止を求める住民団体結成集会 を開きます。是非、ご参加ください。 はコメントを受け付けていません

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4/10update: 第1回阿蘇立野ダム予定地見学会 4/21(土) ご存知ですか?阿蘇の大自然を台無しにする最悪のダム計画

ご存知ですか? 阿蘇の大自然を台無しにする最悪のダム計画
第1回 阿蘇ダム予定地見学会

●開催趣旨
1人でも多くの方に
立野ダムが建設されようとしている立野峡谷の自然のすばらしさや、
高さ90mのダムの規模を実感していただくために、
ダム建設予定地の現地見学会を計画しました。
水没予定地は、熊本が誇るべき自然遺産、文化遺産の宝庫です。
ぜひご参加下さい!

●日時 4月21日(土)午後1時 JR立野駅集合
       (JR利用可の時間です)
●内容
 ①JR立野駅集合 13:00

 ②立野駅を車で出発 13:10(JR利用者は乗り合わせ)
 ③立野ダム本体予定地見学 13:20~14:10
 ④長陽大橋より立野ダム水没予定地見学 14:20~15:00
 ⑤解散 15:00
 ⑥希望者は徒歩で水没予定地(旧戸下温泉周辺)散策 15:00~16:00
    (白川黒川合流点、巨大石橋・黒川橋など)
※時間は一応の目安です。

●連絡先
参加人数を把握するため、参加を希望される方は前日までに
ogt-hawks@s8.kcn-tv.ne.jp緒方までメールをいただければ幸いです。
(もちろん当日飛び入り参加大歓迎です)
当日緊急連絡先は、090-2505-3880中島、090-5730-6763緒方
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お知らせハガキを作成しました!(4.10)

4/10update: 第1回阿蘇立野ダム予定地見学会 4/21(土) ご存知ですか?阿蘇の大自然を台無しにする最悪のダム計画 はコメントを受け付けていません

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4/7up: 立野ダム工事事務所4月11日(水)午後5:50集合!国土交通省の考えを説明してくださいと、立野ダム工事事務所に求めています。

緒方です。
立野ダムに関する要望書について、国土交通省の考えを説明してくださいと、
立野ダム工事事務所に求めてきました。

3月28日に立野ダム工事事務所から、
===============================
国土交通省の考えを住民に説明することはできない。
現在、国、県、白川流域の7市町村による
「立野ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場」が開催されているので、
予断なく検証するために、個別の質問に対する回答は差し控えている。
===============================
との連絡を受けたことは、先日お知らせしましたとおりです。

4/1up: 立野ダムの住民への説明を拒否する国土交通省

このことを、国土交通省治水課に報告し、
説明責任を果たすよう、九州地方整備局を指導してほしい、と要望しました。
そしたら今度は、立野ダム工事事務所から、お詫びの電話が入ったので、
それなら説明する場をつくるよう要望しました。
以下の日時で説明を受けますので、
来れる方はぜひ立野ダム工事事務所に来てください。

===========================

●日時 4月11日(水)午後6時から
      調査品質確保課のトジ氏が対応するとのことです。
●場所 国土交通省 九州地方整備局 立野ダム工事事務所 
      熊本市東区下南部1-4-73
●集合 午後5:50に立野ダム工事事務所駐車場

地図はこちら
http://g.co/maps/4q946
写真はこちら
http://g.co/maps/25psy


大きな地図で見る

(竜田のほうから北バイパスを通って東バイパスに出る道がありますが、白川を渡って東バイパスに出る前に信号が一つだけあります。それを左折して100メートルくらいで肥後銀行がありますがその先です。看板も出ていて駐車場も十分あったと思います。)

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3/8up: 来たる3月12日、県知事あてに「県財政を圧迫する立野ダム計画中止を求める要望書」を提出します。

来たる3月12日、県知事あてに
「県財政を圧迫する立野ダム計画中止を求める要望書」
を提出します。
当日は10時半に県庁1階ロビーに集合です。
今のところ、中島さん以下3名程度は行ける模様です。
ご都合がつかれる方は、ぜひご参加ください。

●日時 3月12日(月)午前11時
●場所 熊本県庁10階1003会議室
●連絡先 中島康 熊本市島崎4丁目5-13
     電話 090-2505-3880
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2012年3月12日
熊本県知事  蒲島郁夫 様
                  立野ダムと白川流域の自然を考える県民の会(準備会)
                        連絡先 中島 康  熊本市島崎4丁目5-13
                        電話 090-2505-3880 FAX
096-354-2966

県財政を圧迫する
立野ダム計画中止を求める要望書
~世界遺産登録をめざす阿蘇に、高さ90mの巨大ダムはいりません~

 貴職におかれましては、「阿蘇くじゅう国立公園」の豊かな自然環境の保全、日本一の地下水都市・熊本の地下水の保全、そして白川流域の災害対策などに常日頃からご配慮くださっていることに、心から感謝申し上げます。昨年12月26日に貴職あてに提出いたしました「立野ダム計画および阿蘇と白川流域の自然保護に関する要望書」をお読みいただいていることと思います。

 立野ダムは、阿蘇外輪山(カルデラ)の唯一の切れ目、白川・黒川合流点のすぐ下流の立野峡谷(南阿蘇村・大津町)に国土交通省が計画した、高さ約90mの洪水調節専用の穴あきダムです。洪水時の白川の水は多くの火山灰を含みます。白川にダムを造っても、土砂や火山灰で早い段階で埋まってしまうことは明らかです。しかし、国土交通省は立野ダムの堆砂容量を明らかにしておらず、ホームページ等の資料にも全く記載されていません。

 平成12年頃の建設省(当時)の資料では堆砂容量230万m3だったのが、平成16年1月の資料では、堆砂容量150万m3、今年1月に大河原雅子議員事務所を通して公開された国土交通省の資料では堆砂容量60万m3(有効貯水容量10,100 千
m3-洪水調節9,500 千m3)と読み取れます。つまり、同じサイズのダムの堆砂容量を約4分の1にまで減らしていることを、国土交通省は公表していないのです。極めてずさんと言わざるをえません。

 また、立野ダムの総事業費は、平成23年度評価で、当初予算の2倍以上の905億円に膨れ上がりました。河川法第三章の第59条と第60条によると、立野ダムの総事業費の3割は熊本県が負担することになります。熊本県の負担額は905億円の3割、約271億円ということになります。つまり、県民1人あたり約15000円を立野ダムに負担することになります。川辺川ダムなどの例を考えるとさらに事業費が膨らむことが容易に考えられます。この財政難の中、許されることではありません。

 「立野ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場」に熊本県も参加していますが、「できるだけダムにたよらない治水」への政策転換を進めるとの考えに基づき検討が進められていることはご承知のことと思います。熊本県の財政を圧迫し、熊本県民に膨大な負担を強い、環境への影響が甚大な割には治水効果が非常に小さい立野ダム建設を選ぶのではなく、より有効な治水対策を熊本県としても選択すべきです。

 県内の1級河川でダムがないのは白川だけです。コンクリートのダムをつくるのではなく、阿蘇の草原を守り、白川中流域の農業を守ることが、白川の治水や熊本の地下水の保全にもつながります。立野ダム建設中止を含め以下2点を要望します。

 1.「立野ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場」で、ダム以外の治水対策を選択すること
   を熊本県の意見とすること。

 2.「立野ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場」の傍聴を求める住民に対し、少なくとも
   1週間前には開催日時等を通知するよう、国土交通省に要請すること。
                                           以上

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緒方紀郎
========

3/8up: 来たる3月12日、県知事あてに「県財政を圧迫する立野ダム計画中止を求める要望書」を提出します。 はコメントを受け付けていません

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2/27up: 傍聴に行こう!熊本市議会で田上辰也議員が立野ダム問題について質問。2月29日(水)10時、熊本市議会棟5階

緒方です。

熊本市議会の平成24年第1回定例会で、
田上辰也議員(市民連合)が、
立野ダム問題について質問を行います。

2月29日(水)10時、熊本市議会棟5階 です。
多数の傍聴をお願いします。

2/27up: 傍聴に行こう!熊本市議会で田上辰也議員が立野ダム問題について質問。2月29日(水)10時、熊本市議会棟5階 はコメントを受け付けていません

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12/29up: 緒方さんより、自治体訪問報告

緒方です。

月曜日から3日間にわたり、
「立野ダムと白川流域の自然を考える県民の会(準備会)」で、
立野ダムに関係する8つの白川流域の自治体をすべて回り、
要望書提出と話し合いを行いました。

事前にアポが取れなかった西原村と菊陽町は、総務課の窓口への提出でしたが、
ほかの6自治体は担当者に要望書を提出し、
パソコン、プロジェクターを持ち込み、
立野ダム問題のプレゼンテーションを行った後、
話し合いを行いました。

各自治体の担当者の方も、
南阿蘇鉄道と同じ高さまでつくられるダムの規模や、
水没する立野峡谷や北向山の原始林、
穴あきダムは土砂で埋まり、下流の川を長期間濁すこと、
ダムは「想定外」の災害には役に立たないこと。
最大の「受益地」であるはずの熊本市の心臓部で
堤防整備が進んでいないことなど、
はじめて知られたことも多かったようで、驚かれていました。

今回の説明に使ったのとほぼ同じプレゼンテーションを
このホームページで見ることができます。
https://kawabegawa.jp/tatenodam/pdf/StopTatenoDam.pdf

3日間にわたる活動で大変でしたが、
大変意義のある活動ができました。

以下、活動記録です。

12月26日(月)
○熊本市役所前の早朝ビラ配り

○9時大津町役場 副町長ほか5名
○11時南阿蘇村役場 総務課長ほか2名
○13時阿蘇市役所 建設課長ほか2名

12月27日(火)
○10時熊本市役所 副市長ほか3名
○13時高森町役場 総務課長ほか2名
○15時西原村役場 総務課窓口に提出
○15時半菊陽町役場 総務課窓口に提出

12月28日(水)
○11時熊本県庁(13階1301会議室) 土木部河川課の皆さん4名
要望書提出

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12/27update: ダム建設中止の要望書”を提出 12/26-28, 1/15 説明会

「立野ダムと白川の自然を考える県民の会」の本体チームが、
関係する自治体に“立野ダム建設中止の要望書”を提出します。

●12月26日(月)7:30熊本市役所前で立野ダム問題チラシ配り
          9時大津町役場
         11時南阿蘇村役場
         13時阿蘇市役所

●12月27日(火)7:30熊本県庁前で立野ダム問題チラシ配り
          10時熊本市役所(5階秘書室・副市長が対応)
          13時高森町役場

●12月28日(水)11時熊本県庁(13階1301会議室)

です。中島会長やビラを作ってくれた緒方さんが行かれますので、一緒に提出に立ち会ってくださったり、
会って交流を持ったりしていただくのに絶好の機会だと思います。

以下、要請文です。
https://kawabegawa.jp/tatenodam/pdf/yobo20111226.pdf

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                               2011年12月26日
熊本県知事  蒲島郁夫 様
熊本市長   幸山政史 様
阿蘇市長   佐藤義興 様
大津町長   家入 勲 様
菊陽町長   後藤三雄 様
高森町長   草村大成 様
南阿蘇村村長 長野敏也 様
西原村長   日置和彦 様
           立野ダムと白川流域の自然を考える県民の会(準備会)

                    連絡先 中島 康  熊本市島崎4丁目5-13
                    電話 090-2505-3880 FAX
096-354-2966

立野ダム計画および
阿蘇と白川流域の自然保護に関する要望書
~世界遺産登録をめざす阿蘇に、高さ90mの巨大ダムはいりません~

 貴職におかれましては、「阿蘇くじゅう国立公園」の豊かな自然環境の保全、日本一の地下水都市・熊本の地下水の保全、そして白川流域の災害対策などに常日頃からご配慮くださっていることに、心から感謝申し上げます。

 立野ダムは、白川・黒川合流点のすぐ下流に計画された、高さ約90mの洪水調節専用の穴あきダムです。立野ダム予定地の左岸は国指定の天然記念物である阿蘇北向谷原始林で、「阿蘇くじゅう国立公園」の特別保護地区にも指定されています。立野ダム予定地自体も同国立公園の第三種特別地域に指定されています。立野ダムが建設されたならば、阿蘇北向谷原始林を含む同国立公園の広大な自然環境に致命的なダメージを与えます。北向谷とダム予定地周辺のすばらしい渓谷は、国民の宝です。国立公園内にダムを造るべきではありません。高さ90mのコンクリートの巨大構造物(立野ダム)ができれば、世界遺産登録をめざす阿蘇にとって致命的なダメージとなります。

 洪水時の白川の水は多くの火山灰を含みます。白川にダムを造っても、土砂や火山灰で早い段階で埋まってしまうことは明らかです。立野ダム工事事務所では堆砂容量を「検討中」とのことですが、2000年の建設省(当時)の資料では堆砂容量230万m3、ダムの底から50mも堆砂する計画になっています。穴あきダムは大量の土砂をため込み、周辺の山林を荒し、環境に大きなダメージを与えます。洪水が終わった後もたまった土砂が流れ出し、長期間下流の川を濁すことは、川辺川上流の朴の木(ほうのき)ダムの例を見ても明らかです。

 立野ダム予定地周辺の立野渓谷は、阿蘇カルデラ内の火山から流下してきた立野溶岩で、冷却によって生じた角材状の割れ目(柱状節理)がよく見られ、巨大ダムを建設するには非常に危険な地質です。また、立野ダム予定地には、国内で地震発生確率の高い活断層である「布田川・日奈久断層帯」の一部である「北向山断層」が通っています。北向山林道を通り、立野ダム本体予定地左岸の地盤を見ると、多くの崩壊箇所が見られます。阿蘇の火山活動や地震などにより立野ダムが崩壊すれば、大津町から熊本市までの下流域は大きな危険にさらされます。

 「東日本大震災のような想定外の災害のためにも立野ダムが必要だ」という意見があります。しかし、立野ダムの洪水を貯める容量は、想定した洪水を調節する分しかありません。想定以上の洪水ではダム湖は満水になり、ダム湖に流入した水をそのままダム上部の8つの穴から非常放流することになります。それまで洪水をため込み放流をおさえた分、下流では川の水位が急激に上昇し、非常に危険です。

 一方では、熊本市の心臓部とも言える、大甲橋から銀座橋周辺までの右岸側の堤防が整備されておらず、同区間の左岸側より堤防が2m程度低いままになっており、白川が増水する度に土嚢が積まれています。この区間の堤防整備は平成14年策定の河川整備計画に入っているにもかかわらず、10年近く手つかずです。早急に堤防の改修を進めるべきです。

 立野ダムは、ダム本体工事や仮排水路工事に着手されていないにもかかわらず、総事業費約425億円のうち平成20年度までに約405億円が使われています。平成23年度評価では、総事業費は当初計画の2倍以上の約905億円に膨れ上がりました。川辺川ダムなどの例を考えるとさらに事業費が膨らむことが容易に考えられます。この財政難の中、許されることではありません。

 さて、国土交通省は立野ダム計画で、「立野ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場」の2回目の会合を10月14日に開催し、ダム以外の治水対策で複数の方策を組み合わせた治水対策案を県や流域の7市町村に示しました。

 今回の「複数の治水対策案の立案及び概略評価による治水対策案の抽出」は、各治水対策案の事業費の内訳や、具体的な事業内容などを明らかにしないまま、トータルの概算事業費で評価しようとするものであり、極めてずさんです。それらを明らかにしなければ客観的な検証はできません。ダム代替案の中に、現在工事中の白川7km400m地点周辺の河道掘削や、改修済みの「十八口堰改修」が含まれていることも不可解です。

 次に、立野ダムの白川流域への適用性が「事業の進捗状況を踏まえて」という点でしか検討されていないことも問題です。環境面で重大な影響がある点や、堆砂の問題、地質の問題、想定以上の洪水に対処できない点など、立野ダムの問題点を含めて比較検証しなければ、科学的な検証はできません。また、立野ダムが白川の各地点で何cmの水位低減効果があるのかが明らかにされていません。なぜ中流でも下流でも1mの堤防のかさ上げが必要なのか不可解です。

 「ざる田」と言われ高い浸透能力を持つ流域の水田の保全は、治水対策案の組み合わせの対象に入れるべきです。洪水時に流域の水田約55k㎡を対象に15cm雨水をため込めるように畦を高くするだけで約825万m3の容量があり、それだけで立野ダムの有効貯水量と同程度の水を蓄えることができます。流域の水田の高い浸透能力を考えると、立野ダムを大きく上回る治水効果を得ることができます。

 県内の1級河川でダムがないのは白川だけです。コンクリートのダムをつくるのではなく、阿蘇の草原を守り、白川中流域の農業を守ることが、白川の治水や熊本の地下水の保全にもつながります。立野ダムは、世界遺産登録をめざす阿蘇と白川流域の貴重な自然環境を破壊することは明白です。立野ダム建設中止を含め以下3点を要望します。

 1.立野ダム建設の即時中止を国土交通省に要請すること。
 2.立野ダム以外の治水対策の早期実現を国土交通省に要請すること。
 3.立野ダムの問題点を明らかにし、立野ダム案を含む各治水対策案の事業費の内訳や具体的な事業内容などを明示した上で、治水対策案の立案および抽出をやり直すことを国土交通省に要請すること。
                                    以上

************************************

また、

1月15日(日)、午後1時30分から、「第7回・大津町自然エネルギー講座」の中で
緒方紀郎さんに立野ダムがどんなにヒドいダムかプレゼンテーションをしていただきます。
美しい北向山原生林や立野峡谷、白川中流域の写真もふんだんに使って、

阿蘇山系にとって北向山~白川がどんなに大切な存在か目を開かせてもくれます。

ダム水没予定地に、明治時代に作られた素晴らしい石橋もあるんですよ。とてももったいないです。
場所は大津町町民交流施設「オークスプラザ」です。

地図
http://www.town.ozu.kumamoto.jp/product_sisetsu_okusu  

みなさまよろしく!

12/27update: ダム建設中止の要望書”を提出 12/26-28, 1/15 説明会 はコメントを受け付けていません

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1/30up:京都大学名誉教授 今本 博健氏を招いての立野ダム予定地調査 

2011.12.3

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