流水型ダム等に関する専門家のレポート

流水型ダム(穴あきダム)についてはこれまで、多くの専門家がその問題点を指摘してきました。その中からいくつかと、立野ダム計画や白川の治水等に関する専門家のレポートを紹介します。

まずは、京都大学名誉教授(河川工学)今本博健氏の穴あきダムの問題点に関するレポートです。

国土問題研究会・中川学氏の、穴あきダムの問題点に関するレポートです。

黒川「小倉遊水地」について(後藤真一郎氏)
阿蘇市にある小倉遊水地の計画時点でのレポートです。白川の河川整備計画では、立野ダムの洪水調節能力は毎秒200㎥、黒川の遊水地群の洪水調節能力は毎秒100㎥とされています。
ところが、このレポートでは拡幅前の小倉遊水地だけで、毎秒140㎥の洪水調節能力があると報告されています。2012年7月の大洪水のあと、小倉遊水地は約2倍に拡幅されたので、実際には毎秒300㎥程度の洪水調節能力があると思われます。全部で7つある黒川遊水地群全体では、その数倍の洪水調節能力があると思われますが、国も県も一切資料を出そうとはしません。ちなみに、このレポートは一般社団法人九州地方計画協会ホームページに掲載されていましたが、今は削除され見ることができません。

京都大学名誉教授(河川工学)今本博健氏の、2012年7月12日九州北部豪雨直後の現地調査レポートです。

京都大学名誉教授(河川工学)今本博健氏による白川の治水計画に関するレポートです。

水源開発問題全国連絡会・嶋津暉之氏の流水型ダムに関するレポートです。

国土問題研究会・中川学氏の、流水型ダムの安全性・環境影響に関するレポートです。

熊本大学名誉教授(地質学)の故・松本幡郎氏による北向山(立野峡谷左岸)および周辺の地学に関するレポートです。