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10/31up: 立野ダム事業検証の終了について

緒方です。

10月29日、国土交通省九州地方整備局の事業評価監視委員会は、立野ダム事業計画について「事業継続が妥当」とする同局の方針を了承し、同局での検証作業は終了しました。同じ日、同局は立野ダム建設予定地周辺での動植物調査結果を公表しました。国や県が保護すべきと定めている重要種174種の動植物が生息し、ダム工事の影響で42種もの生息地域や個体自体が消失するか、その恐れがあると公表しました。なぜそのことを、検証の途中で公表しないのでしょうか。

国土交通省はこれまで「立野ダムは普段は水を貯めず、水没するのは洪水調節をする短い時間であるので、環境に与える影響は小さいと想定される」と主張してきました。これまでの主張を大きく覆す調査結果を、検証作業の最終日に公表したことに、怒りを感じます。

立野ダムは、阿蘇くじゅう国立公園の36ヘクタールもの広大な自然を水没させます。水没する阿蘇北向谷原始林は国指定の天然記念物であり、阿蘇くじゅう国立公園の特別保護地区にも指定されています。現状変更行為が許されない国立公園の特別保護地区に、本来ダムを造ることはできません。

そもそも、事業者が自らの事業を検証することに無理があります。9月に行われた立野ダム公聴会では、30人の住民が発言し、立野ダム建設を求める意見は全く出ませんでした。熊本県も大規模な白川の改修計画を発表し、白川の安全度は格段に高まります。阿蘇は、熊本が世界に誇る自然遺産です。世界の阿蘇に、高さ90mもの巨大なコンクリートのダムは似合いません。

国土交通省に対し、事業検証のやり直しを求める申し入れを行う準備を進めたいと思います。

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10/9up: A4チラシを更新しました!

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10/9up: 9月定例県議会最終日(10/3)、平野みどり県議(県民クラブ)による「立野ダムの拙速な建設に反対する請願」不採択への反対討論

10月3日の県議会本会議で、
「立野ダムの拙速な建設に反対する請願」が不採択となりました。
そのことに対する平野みどり県議(県民クラブ)の反対討論が送られてきましたので紹介します。

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                              平成24年10月3日
                            9月定例県議会最終日

請第25号「立野ダムの拙速な建設に反対する請願」の不採択に反対の討論を行います。

あらためて7.12九州北部大水害で亡くなられた方々にお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さんに心よりお見舞申しあげます。そして、未だに行方不明のお二人が、一日も早く見つかることをお祈りします。さて、水害から3ヶ月が経とうとしていますが、未だに爪跡はなまなましく、復旧復興の途上にあることは、今回の水害がいかに大きかったかを物語っています。

7月12日、大水害の情報を報道で得ながら、真っ先に脳裏を過ぎったのは、「あー、立野ダムが出来ていなくてよかった」という思いでした。7.12規模の水害はこれからも発生すると言われており、ダムからあふれ出るだけでなく、ダム自体が決壊した際の中流域、下流域の被害は想像を絶するものだと思うからです。

その最悪のシナリオはこうです。ダム湖の水位が急激に上がり、ダム湖周辺の断層や岩盤内の割れ目にも一気に水が入り、水圧の上昇に軟弱な岩盤が耐えきれなくなり、ダム湖周辺のいたるところで大規模な地滑りが発生し、満水になったダム湖に、大量の土砂が一気に崩落する。そして、ダム湖に高さ50メートルの大津波が発生し、ついに大津波はダム本体を乗り越え、下流域を襲い、ダム本体の決壊が事態を更に深刻化させるというものです。

去る9月11日、国土交通省は、「立野ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場(第3回)」で、立野ダムを含む現行の河川整備計画が最も有利であるとの検証結果を提示しました。確かに、7月12日に本県を襲った「これまでに経験したことのないような大雨」は、白川流域の各地での氾濫をもたらし、流域の住宅地や農地等は甚大な被害を受けましたが、浸水被害を受けた箇所は、河川改修が未完成の箇所ばかりです。素案では、現行の立野ダムも含む河川整備計画を容認していますが、ダムより河川改修を優先させるべきことは明白です。ダム計画があることにより、河川改修に向けられるべき予算と労力が、速やかに、そちらに向けられないのではという懸念を流域住民は持っています。

現に、9月22日、23日、24日と、熊本市、大津町、阿蘇市で行われたこの素案に対する国交省主催の意見公聴会で出された、被災された方や流域住民どの方からの意見も、どれ一つダム建設を支持する意見ではなく、むしろダム建設の危険性等問題点を指摘する内容であったり、河川改修の不十分さあるいは河川計画の未整備を指摘する内容ばかりでした。私も22日の熊本市での公聴会を傍聴しましたが、それらのご意見を聞きながら、更に大きな疑問と不条理を感じたのは、立野ダム建設についての国の事業の進め方を、県や熊本市を含む流域関係自治体がなぜ容認なのかを含め、多くの流域住民を含む県民への情報や説明責任が極めて不十分な中、今がチャンスとばかりにダム建設へと舵が切られようとしている点です。

私が議員になって直後の平成10年2月定例県議会で、川辺川ダム事業の予算増額への見直し計画が容認される場面に遭遇しました。既に私は川辺川ダム問題を考える市民グループとの関わりを持っていましたので、川辺川ダムに疑問を持っていましたが、困惑の中で、不本意ながら議決に賛同してしまいました。その後、当時の県民クラブ、民主・県民クラブと変遷する中、川辺川ダムの問題点を改めて勉強し、私たちは他会派の議員諸氏とともに、「ダムによらない治水・利水を考える議員の会」を立ち上げるに至りました。その経験から、今を、「いつか来た道」と感じています。

国交省の内部には、道路、橋梁、ダム等、それぞれの技術を継承し、予算獲得に奔走する官僚グループや技術者が存在するのでしょう。ダムのすべてを否定するものではありませんが、立野ダム計画は、川辺川ダム計画に酷似しており、正当性と実効性には大きな疑問があります。もし、そうでないならば、国交省、熊本県、熊本市などは、安全性や正当性、実効性に納得が得られるまで、流域住民に徹底的に情報を開示し、疑問にこたえていくべきです。あまりに拙速に、住民への周知徹底もなされないまま、どさくさにまぎれるような形で、立野ダム建設を進めることは、「住民参加」の河川法の精神に背くものだと言えます。行政のアカウンタビリティーとしては時代錯誤です。

被災された流域住民の方々が口々に訴えておられるように、河川改修による安全対策を何より優先すべきです。立野ダムによる治水はあまりにも問題が大きいだけでなく、ダム計画がある限り、下流の河川改修が遅れる、あるいは予算がダムに流れるとの疑問は消えません。拙速な立野ダム建設ではなく、国、県、熊本市など流域自治体は連携し、徹底して住民の声に真摯に耳を傾け、優先すべき事業を再確認し、速やかに対応されることを切に願い、「立野ダムの拙速な建設に反対する請願」の不採択に反対します。議員各位のご理解とご賛同をお願いいたします。

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10/9up: 会報2号をアップしました。

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10/9up: 会報1号 をアップしました。

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10/5up: 10/3日県議会本会議での「立野ダムの拙速な建設に反対する請願」不採択に対する反対討論

3日の県議会本会議で、
「立野ダムの拙速な建設に反対する請願」が不採択となりました。
そのことに対する共産党県議松岡徹氏の反対討論が送られてきましたので、
紹介します。
=============================
日本共産党の松岡徹です。請第25号「立野ダムの拙速な建設に
反対する請願」は、白川の治水対策では、河川整備を優先させる
べきこと、ダムによらない治水対策を優先して検討すること、立
野ダムについては、その効果や悪影響を慎重に審議するよう求め
たもので、至極当然で適切なものであり、不採択には断固反対し
ます。

なぜ河川の整備、ダムによらない治水対策を優先すべきか
河川整備の遅れがこの度の白川水害の原因だからです。

甚大な被害をもたらした「7・12熊本広域大水害」は、「過去
に経験したことのないような大雨」「1000年に一度の豪雨」
と指摘される大雨でした。県自身が、「これまで白川では、昭和
28年6月、昭和55年8月、平成2年7月など、たびたび洪水
が発生していますが、今回の豪雨は、『これまでに経験したこと
のないような大雨』でした」と被災地での説明会で述べていると
おりです。

同時に、白川があふれた被害現場を調査すると、私自身流域を4
回調査しましたが、国直轄、県管理区間のいずれも、堤防がない
ところからの氾濫であり、計画はありながら改修が遅れたがため
の水害でした。中流域の大津、菊陽、熊本市の一部は、河川整備
計画自体がなく、整備がなされず放置されたもとでの被害でした。
「急いで河川整備を」「堤防を急いでつくって」「堆積した土砂
の浚渫・掘削を」というのが被害にあった方々の要求です。龍田
陣内4丁目については、「多くの死者が出なかったのは奇跡だ」
といわれるほどの被害でした。死者が出なかったことは幸いでし
たが、そうした重大な危険に住民をさらした責任は重大です。県
が、開発許可を下した責任、開発許可を下しながら、住民の生命・
財産を守るための対策をとらなかったことの責任、10年前につ
くった河川整備計画を実行しなかった責任、ソフト面でも避難指
示が3時間余りも遅れたことの責任等、県として厳しく責任を
自覚し、対策を急がなければなりません。

国・県が当然やるべき河川整備をやらず、住民を死の危険にさら

し、貴重な財産の流失、崩壊等もたらしたのが今回の水害であり、
ここに白川の治水対策の問題、課題が集約されているといっても
過言ではありません。
国・県は、来年雨期までに、「2012年7月12日」規模の大
雨が降っても、洪水被害を出さない特別対策を実施することをは
じめ、スピード感をもって、地域ごとの水害対策を具体化し実行
すべきです。

立野ダム計画を進めれば、厳しい財政の下、その配分上、いま国・
県が急いでやるべきこうした河川整備が遅れてしまうことは疑い
ありません。球磨川で川辺川ダム建設が進められた時、毎年15
0億、110億という予算が組まれました。その一方で球磨川で
は、毎年のように水害があちこちで起きました。ダム建設にお金
がつぎこまれ、河川改修が後回しにされたからです。立野ダム計
画を持ち込むことは結果として、水害被害にあった住民の緊急・
切実な願いに背くことにならざるを得ません。

立野ダムについては、十分な検証が必要であり、ダム以外の治水
対策に全力をあげるべきです。

国交省は、9月11日に開かれた第3回「検討の場」で、「立野
ダムが最も有効」との見解を示しましたが、この結論は、国交省
の過去の実績に照らすとまったく信用できません。

川辺川ダム建設計画では、国交省は、住民討論集会などで、2日
間雨量440ミリで人吉の流量は7000トンになると固執して
いました。ところが、440ミリ程度の雨が降っても人吉の流量
は4000トンから4300トンでした。そこで突然、国交省は
2日間雨量を12時間雨量に変えました。基準地点は八代と人吉
で、八代の流量は9000トン、人吉は7000トンでした。と
ころが八代9000トンでは人吉が7000トンにならないので、
八代を基準地点から、突然外してしまいました。しばらくすると、
また突然、八代を基準地点に復活させました。そして八代の流量
はいつの間にか、9000トンから9900トンに代わっていま
した。県議会の議事録に載っていますが、私の一般質問での指摘
に、当時の潮谷知事も「2転3転」し、「誰が聞いても理解しが
たいものだった」と述べています。

これも一般質問で取り上げたことですが、国交省九州地方整備局
の内部資料によると、九地整の幹部及び各河川事務所長等が内部
の会議で、「本当は余裕高でいくと、立野ダム一つが吹っ飛んで
しまうわけですね」というような議論をしています。「立野ダム
はいらない」ということです。

コスト面でも、川辺川ダムは当初、350億円だったのが、33
00億円に、10倍に膨れ上がりました。国交省は、住民討論集
会で、川辺川ダムはあと630億円で済むのに、ダム以外の対策
では2100億円以上かかると主張しました。ダム中止の方向が
決まり、国交省が「第8回検討する場」で示したダム以外の急いで
やるべき治水代替案は、2100億円の5分の1の約370億円
から400億円の費用でした。立野ダム案が安上がりという国交
省の結論を「ハイ、そうですか」と信用できないのは当然です。

立野ダムについては、説明責任が果たされていません。住民参加
の検証がなされていません。

国交省は、9月11日の「立野ダム建設事業の関係団体からなる
第3回検討の場」で「立野ダムが最も有効」と述べました。そし
て国交省九州地方整備局ホームページにいきなり、「関係住民の
意見を聞く会」を、9月22日、23日、24日に開くこと、意
見を述べたい人は20日までに提出することが掲載されました。

A4で350ページを超える専門用語と数字を交えた報告書案、
説明文書を、短期間で、多くの流域住民、県民が読み解き、意見
を発表することは不可能です。

「検討する場」で、村田副知事が、「県民への説明責任」を求め、九
地整河川部長は、「説明責任を果たす」ことを約束しましたが、国
交省のやり方は、説明責任を果たすどころか、県民に知らせない、
考えさせない、検証に参加させないというものです。

なお22日、23日、24日に開かれた公聴会では住民30名が
発言しましたが、立野ダム賛成は一人もいませんでした。
川辺川ダム問題では、住民討論集会を9回開き、のべ53時間公
開討論をし、約1万2千人余が参加しました。森林保水力の検証
もやりました。「球磨川・明日の川づくり報告会」は、流域で5
1回、熊本市、山鹿市合わせて53ケ所で開かれました。熊本県
が有識者会議を設置し8回の審議がなされました。こうした経験
を立野ダムの検証においても生かすべきです。

白川の整備計画河道流下能力算定表によると、すべての区間がダ
ムなしの目標流量2300トンをはるかに上回っており、計画を
実行すれば目標流量は流せます。ダムなしで十分です。150分
の1の流量―これ自体を信用しているのではありませんが―これ
に対しても、ほとんどの区間でこれさえも超えており、個別的な
堤防かさ上げや掘削などの対策で流下は可能となります。なぜ5
00億円、あるいはそれ以上かけて、10年先、あるいはそれ以
上先の立野ダムをつくる必要があるのか。検証が必要です。

立野ダムの安全性については、立野ダム建設予定地周辺には、崩
落しやすい柱状節理が見られること。布田川・日奈久断層帯の一
部である北向山断層が通っていること。ダム上流の水位の上下動
による地下水位の上下変動による斜面崩壊による危険があること。
阿蘇の山々の山崩れによる土石流により、大量の流木、巨大岩石、
大量の泥が流れこみ、穴あきダムの放流口がつまり、満杯になり、
穴あきダムの機能が失われること、そしてダム堤周辺の危険性も
心配されるなど多々あります。十分な検証が必要です。

いま求められているのは、国交省に対して、情報開示と説明責任
を果たさせ、公正な県民参加の討論集会を求めることです。討論
集会では、「治水対策のあり方」「コスト」「安全性」「環境」
「地域経済」のテーマごとの検証が必要です。県議会はそのた
めに役割を果たすべきです

以上で討論を終わります。

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9/27up: 国土交通省が、立野ダムに関する住民の意見を募集。明日9月28日(金)18時必着!

国土交通省は、立野ダムに関する住民の意見を募集しています。
明日9月28日(金)18時必着となっています。
立野ダムに関するあなたの率直な意見を書いてください。
まだ国交に意見書を送ってない人は、ぜひお送りください!
http://www.qsr.mlit.go.jp/n-kawa/kensyo/02-tateno/soan-iken(tateno)/iken-bosyu/youryou.pdf

添付しました用紙に必要事項を記入のうえ、国土交通省にお送りください!

◇意見の提出先(平成24年9月28日(金)18時必着)
 国土交通省九州地方整備局河川計画課「立野ダムの検証に係る検討に関する意見募集」事務局宛
  ①電子メールの場合:tatenodam-kyusyu@qsr.mlit.go.jp
  ②郵送の場合:〒812-0013 福岡市博多区博多駅東2丁目10番7号 福岡第二合同庁舎
  ③ファックスの場合: 092-476-3470
   (件名に「立野ダム建設事業の検証に係る検討報告書(素案)に関する意見」と
   明記して下さい)

以下、参考にされてください。
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●素案を公表し、1週間足らずで「意見を聞く場」の募集を締め切るとは、住民に開かれた河川行政とは言えない。200ページ以上の膨大な資料を、関係役場等のロビーで立ったまま閲覧し、意見を書くということは不可能です。また意見の書式も指定されており、一般住民が非常に書きづらい形式になっています。住民への周知徹底も全く不十分で、「住民参加」の河川法の精神に背くものだと言えます。

●本年7月12日、熊本県内は広範囲において「これまでに経験したことのないような大雨」に見舞われ、白川は各地で氾濫し、流域の住宅地や農地等が甚大な被害を受けました。今回の7・12洪水で浸水被害を受けた箇所は、河川改修が未完成の箇所ばかりです。素案では、現行の河川整備計画を容認していますが、ダムより河川改修を優先させるべきです。

●白川中流域(大津町、菊陽町)では河道の流下能力が低いため、白川は至る所で氾濫しました。素案によると、現行の河川整備計画では、改修工事のもととなる「整備計画」が中流域で未策定です。中流域では河道の掘削、堰の改修などを実施し、河道の流下能力を高めることが不可欠です。

●最も大きな被害を受けた阿蘇市では、河道の整備が済んだ地区でも黒川は至る所で氾濫しました。黒川遊水地群の整備をすすめるほかにも、できるだけ雨水の河川への流出を抑制する方策が必要です。素案によると、現行の河川整備計画ではこのような方策が盛り込まれていません。

●このように白川上中流域をみると、立野ダムを含む現行の河川整備計画では7・12洪水には対処できないことが明らかになります。素案では、現行の河川整備計画を容認していますが、立野ダムに頼れば頼るだけ、これまで以上に河川改修などに予算が回らないことになるのは明白です。

●素案によると、立野ダムの洪水を貯める容量は、想定した洪水を調節する分しかありません。想定以上の洪水では立野ダム湖は満水になり、洪水調節不能となります。ゲートのない「穴あきダム(流水型ダム)」である立野ダムが洪水調節をする場合も、洪水調節する時期と、洪水のピーク時が一致するとは限らず、むしろ一致しない場合(洪水調節に役に立たない場合)が多いと考えられます。

●洪水時の白川の水は大量の火山灰を含みます。白川にダムを造っても、流下してきた土砂や岩石・火山灰で早い時期に埋まってしまうことが考えられます。国土交通省は素案で、「立野ダムの計画堆砂量は60万m3と想定している。水位の低下とともに貯水池内に堆積した土砂はダム下流へ流下し、もとの川床の状態に戻ると考えられる」としている。しかし、ダムへの堆砂は、ダムサイトのはるか上流の、ダム湖の上流端付近、つまり土砂を含んだ洪水の流速が低下する場所に発生します。それは日本全国、どのダムでもいえることです。ダムに穴が空いていようが、それは変わらないはずです。

●国土交通省は素案で、立野ダムの堆砂計画の点検では松原ダム、下筌ダム、緑川ダムなど近傍の5ダムと比較して検討したとしているが、立野ダムの集水域は阿蘇カルデラであり、近傍のダムとは地質、地形が全く異なっています。比較するならば、同じ阿蘇地区にある水のたまらない大蘇ダムと比較すべきである。

●素案では、立野ダムの工期は10年としていますが、川辺川ダムなど他のダムの例を考えると工期が延びることは容易に考えられ、その間、治水効果は全く期待できません。ダム以外の治水対策では、実施した工事から順に治水効果が期待でき、その方が大変有利である。

●立野ダムは、阿蘇の玄関口である立野峡谷を含む、阿蘇くじゅう国立公園の36ヘクタールもの広大な自然を水没させます。水没する北向谷(きたむきだに)原始林は国指定の天然記念物です。また、立野ダム事業区域は阿蘇くじゅう国立公園の特別保護地区に指定されています。素案では、文化庁や環境省と協議を行うとしているが、文化財保護法や国立公園法に照らし合わせると、明らかに問題がある。

●素案では、立野ダムは環境に十分配慮しているとしているが、試験湛水の期間は、国指定の天然記念物であり、国立公園の特別保護地区に指定されている北向谷原始林が長期間水没することは明らかではないか。

●素案では、立野ダムは環境に十分配慮しているとしているが、穴あきダムは洪水時に大量の土砂をため込み、周辺の山林を荒し、周辺の環境に大きなダメージを与えます。洪水が終わった後も穴あきダムであるために、たまった土砂が露出し、今度はたまった土砂が流れ出し、長期間下流の白川を濁します。このように、立野ダムの環境に与える悪影響も大いに懸念されます。

●素案では、「立野ダムでは模型実験で、流木による放流施設の閉塞は発生しない。放流施設(穴)の呑口部にスクリーンを設置する」としているが、今回の7.12洪水では、たとえば大津町の下井手取水堰では、堰の柱と柱の間がすべて流木で詰まっていた。スクリーンなどを設置すれば、流木で詰まってしまうことは明らかである。

●素案では「ダムを構築するには十分な強度と岩盤特性を有している」としているが、立野ダム予定地の地盤は、阿蘇火山から流下してきた立野溶岩で割れ目が非常に多く、ダムができれば地すべりや漏水の危険性があります。地震発生確率の高い活断層「布田川・日奈久断層帯」も直下を通っています。立野ダムが完成すれば、熊本市など下流域は大 きな危険にさらされます。

●阿蘇カルデラの草原は、九州の水がめの役割をしています。草原が荒廃すると、山崩れなど土砂災害を起こしやすくなります。阿蘇の草原を保全するとともに、荒れた人工林の間伐を進めると、流域の保水力は高まり、土砂災害を防止することもできます。このような方策は素案には述べてありません。

●素案によると、立野ダムは、ダム本体工事や仮排水路工事に着手されていないにもかかわらず、総事業費は当初予算の2倍以上の917億円に膨れ上がりました。河川法によると、立野ダムの総事業費の3割を熊本県が負担することになります。熊本県の負担額は917億円の3割、約275億円ということになります。県民1人あたり約15000円を立野ダムに負担することになります。川辺川ダムなどの例を考えるとさらに事業費が膨らむことが容易に考えられます。

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9/27up: 公聴会最終日の南阿蘇村公聴会、昨日の有識者の意見聴取会の記事

公聴会最終日の南阿蘇村公聴会、昨日の有識者の意見聴取会の記事です。

南阿蘇村公聴会 意見発表いずれも反対、疑問

 国が白川の治水対策として計画している立
野ダム建設について、流域住民の意見を聴く
公聴会が24日夜、建設計画地となる南阿蘇村
の久木野庁舎であった。住民ら18人が参加
し、4人が意見を発表。いずれもダム建設に対
し、反対や疑問を表明した。
 発表者は「災害対策は、ダムに頼らず、河
川改修を優先するべきだ」「穴あきダムは白
川の水質汚濁を招き、流域や有明海の農漁業
に影響を及ぼす」などと主張。阿蘇の自然や
観光への悪影響や、計画地の地盤など安全性
に対する不安の声も上がった。
 一方、会場からは、公聴会そのものに対し
て「周知期間が短すぎる」「国は説明責任を
果たしておらず、形だけの公聴会はアリバイ
づくりだ」などと反発が相次いだ。
(藤山裕作)

熊本日日新聞 2012年9月26日

立野ダム計画で学識経験者から意見聴取
http://www.kkt.jp/news/index1.html
白川の治水対策として国が計画している立野
ダム。
建設計画の参考にするため九州地方整備局が、
25日、学識経験者から意見を聞いた。
出席したのは熊本大学の小林一郎教授ら4人
だ。
立野ダムは穴あきの治水ダムで、国は、建設
費およそ900億円、10年後の完成を目指
している。
学識経験者からは、「穴あき式ダムは有効だ」、
「ダムと比較できる代替案も出すべき」など
の意見が出された。
穴あきダムはふだんはダムの底に設けられた
放流口から水を流し、洪水のときだけ水を貯
める。
国は環境に優しいとしているが、有効性が確
認されないうえ流木や土石が穴をふさぎ、崩
壊や大規模洪水が起きると指摘する専門家もいる。

立野ダム 専門家、有用性を評価
国交省が意見聴取 住民周知求める声も

 国上交通省九州地方整備局は25日、白川の
治水対策として計画する国営立野ダム(南阿
蘇村、大津町)の検証結果について、河川工
学や防災の専門家らから意見を聴いた。治水
対策としての有用性を評価する意見のほか、
住民への十分な周知を求める声が上がった。
 熊本市の市民会館崇城大ホールで、小林一
郎・熊本大大学院教授、山田文彦・同教授、
下津昌司・元熊本大教授、平野有益・新聞博
物館長が出席。盛田禮一郎・熊本大名誉教授
は文書で意見を寄せた。
 下津氏と山田氏は、白川の上流に雨が多く
勾配が急な点を挙げ、「上流域で洪水量を調
節する方策は理にかなう」とダム案を評価。
一方、地域防災力の向上などソフト面の対応
の必要性も指摘した。
 小林氏は、代替治水案5案と総合的に比較
して「ダム案が最も有利」とした同局の検証
結果について「項目ごとに各案と比べるので
はなく、代替案の申の最良案とダム案を比べ
るべきだ」と述べた。
 平野氏は、住民への周知不足を懸念。流域
住民の不安に対する丁寧な説明を求めた。盛
田氏は、ダムが環境に与える影響を回避・低
減するための具体策の検討を注文した。
 同局は今後、流域7市町村の意見を踏まえ
た蒲島郁夫知事の意見を聴いた上で、住民や
専門家の意見も反映した検証の報告書原案を
策定。事業評価監視委員会の評価を経てダム
事業を継続するか否かの方針を決定し、国土
交通相が最終判断する。(楠本佳奈子)

【写真】治水対策として立野ダムの有用性を
認める意見や住民への周知を求める声が上がっ
た会合=25日、熊本市中央区の市民会館崇城
大ホール

熊本日日新聞 2012年9月26日

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ニュース

「住民の視点で治水を」ダム反対グループ熊本市で検証の会

 7月の豪雨被害の経験から災害対策のあり
方を考える「7・12白川水害を検証する会」
が22目、熊本市中央区の県民交流館パレアで
あり、甚大な浸水被害を受けた北区龍田地区
の住民らが当日の切迫した状況を語った。
 立野ダム計画に反対する市民グループなど
でつくる実行委(中島康代表)が、住民の視
点で治水対策を考える契機にしようと企画。
約40人が参加した。
 龍田陣内4丁目の自宅が全壊し避難生活を
続けている田上善浩さん(45)が、「側溝から
水が上がってくるのに気付いて避難を急ぎ、
車で自宅を出た直後に氾濫した」と報告。
 同地区の新道欣也さん(55)も「犠牲者が出
なかったのが奇跡」と振り返り、県が10月に
策定予定の改修計画について「立野ダムの是
非も含めてよく検討し、住民にとって最善
の結論を出してほしい」と要望した。
 実行委は、阿蘇から熊本市内にかけて行っ
た独自の検証結果を解説して「立野ダムは想
定外の事態に対応できず、災害を防げない」
と強調。河川改修や遊水地の整備、山林の保
水能力の向上などの対策を流域全体で総合的
に進めるよう訴えた。(森紀子)

【写真】100戸以上が全半壊した龍田陳内4丁
目の状況を説明する新道欣也さん=熊本市の
県民交流館パレア

熊本日日新聞 2012年9月23日

立野ダム、初の公聴会 陳述の全員が建設反対
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20120922-OYT8T01076.htm
 国土交通省九州地方整備局は22日、白川上流の「立野ダム」(南
阿蘇村、大津町)建設について流域住民から意見を聴く初の公聴会を
熊本市で開いた。九地整は「ダム案の優位性が高い」と説明したが、
意見陳述した18人は全員が建設反対の立場から発言した。
 意見陳述したのは九地整の募集に応じた人たち。九地整は公聴会を
3回開いた後、学識経験者らの意見をふまえて建設の是非について最
終的に判断するとしている。しかし、この日の公聴会では「住民への
周知が足りない」、「川辺川ダム問題では計9回の住民討論会を開い
たのに、なぜ3回の公聴会で済ませようとするのか」と住民参加の議
論を求める声が相次いだ。
 また、治水が目的の「穴あきダム」に対し、「流木や岩石で穴が詰
まり、ダムが満水になったら下流域はダムがない場合より危険なので
はないか」と懸念。建設予定地の北向谷原始林への影響についても
「科学的な検証データが示されていない」と批判する意見が出た。
 公聴会は、23日午後2時から大津町中央公民館、24日午後6時
半から南阿蘇村役場久木野庁舎でも開かれる。報告書案は九地整のホ
ームページか、熊本河川国道事務所や県庁、流域市町村の役場で閲覧
できる。
 立野ダム建設事業を巡っては、九地整が11日、河道掘削や遊水池
群の建設など五つの代替案に比べ、ダム案が「コスト面や実効性で最
も有利」とする報告書案を発表。蒲島知事や幸山政史熊本市長らもこ
れを評価していた。(2012年9月23日 読売新聞)

白川水害を体験した龍田住民語る
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5005146161.html
九州北部豪雨で被災した人たちが自らの体験を語る集会が熊本市で
開かれ当時の状況や住宅再建の難しさを語りました。
集会は熊本市の市民団体が開いたもので九州北部豪雨で被災した熊
本市の3人の住民が自らの体験を語りました。
このうち、妻と1歳の子どもと熊本市北区龍田陳内に住んでいた田
上善浩さんは「起きてすぐ外を見ると道路の側溝から水があふれて
いたので急いで避難しました。家族の記念写真などを持って避難す
るのが精一杯でした」と当時の状況を語りました。
その上で田上さんは2千万円近いローンを組んで購入した一戸建て
の住宅が床上浸水したということで「家財なども流され引っ越しや
リフォームも検討しているが2重ローンを抱えることになる」と資
金的に厳しい状況を説明しました。一方で被災後インターネットの
サイトやフェイスブックに必要としている物資を書き込んだところ
テレビや子ども服などを贈ってもらえた経験も話し感謝の気持ちを
述べていました。

立野ダムに反対意見相次ぐ 熊本市で公聴会
http://kumanichi.com/news/local/main/20120922007.shtml
 国が白川の治水対策として計画する立野ダム(南阿蘇村、大津町)
について、流域住民の意見を聴く国土交通省九州地方整備局の公聴
会が22日、スタート。初日の熊本市会場では、ダム建設に反対す
る意見が相次いだ。
 公聴会は立野ダム建設事業の検証の一環。同局は11日、ダム以
外の治水案との比較でダム案が「最も有利」とする検証結果を提示
しており、住民の意見を最終的な検証に反映させるため開いた。
 市民会館崇城大ホールであった公聴会には住民約40人が参加。
18人が意見を発表し、すべてがダム建設に対する反対や懸念だっ
た。
 参加者の一人は、ダム完成まで10年かかることを挙げ「それま
で7月の豪雨のような水害が発生しないとは言えず、継続的に河川
改修を進める方が現実的な対応だ」と指摘。穴あきダムの構造に対
し流木が詰まる危険性を懸念する声や、自然環境に与える影響を心
配する声も上がった。
 周知不足にも批判が噴出。複数の参加者が「性急に結論を出さず
住民参加の検証を」などとして、住民討論集会の開催を要望。ダム
建設に反対する市民団体は、校区ごとに住民説明会を開催するよう
同局に申し入れた。
 公聴会は、23日午後2時から大津町中央公民館、24日午後6
時半から南阿蘇村役場久木野庁舎でもある。(楠本佳奈子)

【写真】立野ダム建設に反対する意見が相次いだ公聴会=22日、
熊本市中央区の市民会館崇城大ホール

立野ダムの建設推進 知事明言 白川治水対策で

白川中・下流域の治水対策として計画され
た国営立野ダム建設事業(南阿蘇村、大津町)
の検証で、国土交通省が「ダムが最も有利な
案」との結果を示したことに対し、蒲島郁夫
知事は21日の9月定例県議会一般質問で、「評
価できる。迅速に(事業継続の)方針を決め
るよう国に求めていく」と述べた。知事が
2010年の検証開始後、立野ダム建設推進
の考えを明言したのは初めて。
 知事は「住民への説明責任を果たし、流域
市町村の意見、要望を踏まえること」を方針
決定の前提とした。
 検証は10年9月、当時の馬淵澄夫国交相が
指示。今月11日の県や白川流域7市町村によ
る「検討の場」で、ダム以外の代替治水案と
比較し、コスト面や早期に効果が見込める点
などから「最も有利」と結論付けた。
  一方、船原幸信土木部長は7月の豪雨と02
年に国文省と県が策定した白川水系河川整備
計画との関係について答弁。国交省推計を基
に「立野ダムを含む河川整備計画の整備メニ
ューが完成すれば、今回の洪水は安全に流下
可能だったと想定されている」と強調。計画
見直しの必要はないとの認識を示した。
 自民党の西岡勝成氏(天草市・郡区)、公
明党の城下広作氏(熊本市北区区)に答えた。
             (亀井宏二)

熊本日日新聞 2012年9月22日

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9/14up:「立野ダム建設事業の検証に係る検討報告書(素案)」に対するご意見をお聴かせください。 9月22日(土)、23日(日)、24日(月)

緒方です。
今、国交のホームページを開いてびっくりです。
9月22日(土)、23日(日)、24日(月)の3日間で、
立野ダムに関する住民からの意見を聞く場を開催するとのこと。
意見を希望する人は、事前申し込みが必要とのこと。
平成24年9月20日(木)18時必着とのことです。

国交は、反対の声が広がることを恐れ、超、急いでいます。
くわしくは以下を見られ、是非、意見陳述をお願いします。
http://www.qsr.mlit.go.jp/n-kawa/kensyo/02-tateno/jyumin-iken(tateno)/jyumin/kisyahappyou_jyumin.pdf

素案はこちら
http://www.qsr.mlit.go.jp/n-kawa/kensyo/02-tateno/soan(tateno)/soan.html

===============================================================
平成24年9月14日
九州地方整備局
「立野ダム建設事業の検証に係る検討報告書(素案)」に対するご意見をお聴かせください。
~関係住民の皆様からの意見を聴く場を開催~

国土交通省九州地方整備局では、立野ダム建設事業の検証に係る検討を進め、「
立野ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場」における検討を踏まえ、
「立野ダム建設事業の検証に係る検討報告書(素案)」(以下「報告書(素案)」
という。)を作成しました。

このたび、今後の検討の参考とするため、報告書(素案)について関係住民の皆
様からの意見を聴く場を開催いたしますのでお知らせします。

◇意見を聴く場は、下記の会場で開催いたしますので、ご意見をお聴かせください。
[開催日時及び場所]
平成24年 9月22日(土)10:00~12:00
熊本市 市民会館崇城大学ホール
平成24年 9月23日(日)14:00~16:00
大津町 大津町中央公民館
平成24年 9月24日(月)18:30~20:30
南阿蘇村 南阿蘇村役場 久木野庁舎

[その他]
・原則公開です。
・写真撮影等は冒頭の挨拶までとします。
別添「「立野ダム建設事業の検証に係る検討報告書(素案)」に対するご意見をお聴
かせください」を参照

・報告書(素案)に対して意見の発表を希望される方は、次のいずれかの方法で申し込み下さい。
方法①:事前申し込み(平成24年9月20日(木)18時必着)

別紙-4「応募用紙」により、下記のとおり、郵送・FAX・電子メールのいずれか
の方法でご提出ください。

※「応募用紙」は、以下の国土交通省九州地方整備局ホームページからも入手できます。

URL:
http://www.qsr.mlit.go.jp/n-kawa/kensyo/02-tateno/jyumin-iken(tateno)/jyumin-iken.html

2.意見聴取対象者
白川流域内である熊本市、菊陽町、大津町、西原村、南阿蘇村、阿蘇市、高森町に在住の方

5.提出先
(1)郵送の場合:〒812-0013 福岡市博多区博多駅東2丁目10番7号 福岡第二合同庁舎

国土交通省九州地方整備局 河川部河川計画課
(2)FAXの場合:092-476-3470
(3)電子メールの場合:tatenodam-kyusyu@qsr.mlit.go.jp
(件名に、「立野ダム建設事業の検証に係る検討報告書(素案)に対する意見を聴く場」と明
記してください。)

9/14up:「立野ダム建設事業の検証に係る検討報告書(素案)」に対するご意見をお聴かせください。 9月22日(土)、23日(日)、24日(月) はコメントを受け付けていません

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