5/3up: 「立野ダム建設中止を求める要望」署名簿

どんどんお広めください!


「立野ダム建設中止を求める要望」署名簿

要望の趣旨

立野ダムは阿蘇外輪山の唯一の切れ目である立野火口瀬に国土交通省が計画した、高さ90mの洪水調節
専用の穴あきダムです。
カルデラの切れ目にダムをつくるのは、専門家でなくとも危険を感じます。立野ダム予定地周辺は阿蘇火
山から流下してきた立野溶岩で、一帯には多くの断層が集中しており、地すべりや地盤沈下、漏水、地震な
ど思わぬ災害も想定されます。
洪水時の白川の水は多くの火山灰を含みます。白川にダムを造っても土砂や岩石、火山灰等で埋まってし
まうことは明らかです。想定以上の洪水時や、流木等でダムの「穴」がふさがった場合、立野ダム湖は満水
になり洪水調節不能の危険な状態となります。また、立野ダム建設予定地は現状変更行為が許されない阿蘇
くじゅう国立公園の特別保護地区にあり、国の天然記念物である北向谷原始林の一部も水没します。
河川改修を進め、阿蘇の草原を保全し、荒れた人工林を間伐し、流域の農地を守ることが、白川流域の災
害対策や熊本の地下水の保全にもつながります。私たちは、立野ダム建設中止を要望します。

年 月 日

国土交通大臣様
熊本県知事様
署名者代表立野ダムによらない自然と生活を守る会
中島康

https://kawabegawa.jp/tatenodam/
熊本市西区島崎 4丁目 5 - 13
電話 090- 2505 - 3880
FAX 096 - 354 - 2966

5/3up: 「立野ダム建設中止を求める要望」署名簿 はコメントを受け付けていません

Filed under アクション

5/3update: 4月26日(金)緊急学習会「ダムをめぐる状況と立野ダム」は、130名の参加!

県議の会学習会20130426

緒方です。
4月26日(金)、ダムによらない治水・利水を考える県議の会の主催による
緊急学習会「ダムをめぐる状況と立野ダム」は、130名の参加で、
会場はほぼ満席になりました。
県議の会の皆様、準備いただきました皆様、ご参加いただきました皆様、
ありがとうございました。

今朝の新聞記事と会場での写真を添付します。
熊日20130428

今本先生の資料を添付いたします!(5/3 追加)
プレゼン

レジュメ

5/3update: 4月26日(金)緊急学習会「ダムをめぐる状況と立野ダム」は、130名の参加! はコメントを受け付けていません

Filed under イベント, 報道

4月27日(土)午前中、立野ダム現地見学会

4月27日(土)午前中、立野ダム現地見学会をします。

参加したい方は、前日までに緒方までメールでご連絡ください。
ogt-hawks@s8.kcn-tv.ne.jp

9:30 アソシエート(南阿蘇村)駐車場集合、出発
9:50~10:10 旧立野小学校近くから立野ダム建設予定地見学。
10:20~50 長陽大橋から立野ダム水没予定地と北向山見学。
11:10~12:00 学習会(アソシエートにて)

4月27日(土)午前中、立野ダム現地見学会 はコメントを受け付けていません

Filed under イベント

4/5up: 報道・立野ダムに9億4200万円 暫定予算箇所付け ボーリング調査前倒し

 国土交通省は1日、2013年度政府暫定
予算の箇所付けを公表した。国営立野ダム(南
阿蘇村、大津町)の建設事業費には9億42
00万円を配分。ダムの本体設計に向け、初
めてダムサイト周辺のボーリング調査費を盛
り込んだ。
 国のダム事業検証で昨年12月、国交相が立
野ダムを「継続」と判断したことを受け、同省
は13年度政府当初予算案に、凍結していた本
体関連工事など28億3200万円を計上。こ
のうちボーリング調査は「(残り約10年の)工
期に間に合わせるために発注を急ぐ必要があ
る」(河川課)として暫定予算に前倒しした。
 暫定予算ではこのほか、毎年実施している
白川の流量調査や予定地にすむ希少猛禽類な
どの環境調査も行う。
 立野ダムの総事業費は約917億円で残事
業費は約491億円。13年度は工事用道路の
整備を進める一方、河川をせき止めて仮排水
路トンネルに水を流す流転工事に着手する。
     (渡辺哲也)

4/5up: 報道・立野ダムに9億4200万円 暫定予算箇所付け ボーリング調査前倒し はコメントを受け付けていません

Filed under 報道

3/31up: 記事・白川・黒川の改修工事関連

白川・黒川の改修工事関連の記事です。

遊歩道楽しいね 白川改修一部が完了 大甲橋~銀座橋間 園児ら”渡り初め”

 国土交通省熊本河川国道事務所が進めている白川改修工事
で、大甲橋~銀座橋間の右岸側約300メートル区間の整備が完了。
25日、近くの城東保育園の園児たちが参加して記念イベント
があった。
 国が重点整備を進めている「白川緊急対策特定区間」
(10・5キロ)内。昨年7月に本格着工し、堤防の新設
や護岸工事などを進めていた。完成後の川幅は最大1
12メートルと約12メートル広がった。
 同区間を含む大甲橋~長六橋の右岸(約1・4キロ)
は熊本市が管理する緑地公園で、堤防整備に合わせて、
水辺に下りるスロープや階段などを設けた。
 この日は、工事に伴い散歩ができなかった同保育園
の3~5歳児80人が、くまモンと一緒に遊歩道を″渡
り初め″。白川に向かって「くまモン体操」を披露し
て完成を祝った。
 また、工事で伐採した桜で作ったカスタネットや積
み木、卒園記念のプランターを同園に寄贈。園児たち
がソメイヨシノ3本を記念植樹した。同事務所白川出
張所によると、銀座橋から長六橋までの堤防整備も3
月末で完成。6月末には護岸整備を終え、市民が利用
できるようになるという。(森紀子)

【図】白川改修工事の進ちょく状況(大甲橋~長六橋)

熊本日日新聞 2013年03月26日

黒川の河道を掘削 豪雨被害激特事業 梅雨前完了めざす 阿蘇市

 昨年7月の豪雨で流域に浸水被害をもたら
した阿蘇市の黒川で25日、国が河川激甚災害
対策特別緊急事業(激特)に指定した工事が
始まった。当面は用地買収の必要がない河道
掘削が中心。事業主体の県は「6月の梅雨入
り前までには掘削し終えたい」と急ぐ予定。
 県阿蘇地域振興局によると、黒川の川底に
は昨夏の豪雨前から土砂が堆積。記録的な大
雨による氾濫を助長したという。
 上流部にある同市三野の現場では大型重機
が、川底に堆積した土砂をアームでかき出し
た。同地区だけで、11トンダンプカー約7千台
分(2万7千立方メートル)の土砂を搬出する。
 事業費は総額約220億円。今後約5年か
けて河道掘削(全長約4・5キロ)や住宅を堤
防で囲む輪中堤14力所(約290戸)、遊水
地(2ヵ所)などを整備する。(植木泰志)

【写真】土砂をかき出す重機を見守る作業員ら

熊本日日新聞 2013年03月26日

白川改修どうする 北区龍田地区 専門家ら意見交換

 昨年7月の豪雨災害で、甚大な被害を受け
た熊本市北区龍田地区一帯の河川改修のあ
り方を議論する「龍田陣内・下南部地区川づ
くり検討会」(座長・山田文彦熊本大大学院
教授、10人)が29日、県庁などであり、専門
家らが意見を交わした。
 県の改修計画では、龍田陣内地区の鋭角に
湾曲した河道を大きくショートカット。工事
で発生する土砂などで、左岸の下南部地区
側の約3万平方メートルを最大17メートル盛り土する。
 こうした工法は珍しく、技術的な課題や環
境、景観への影響などを検討するため、県は
河川工学や土質工学、環境などの専門家に、
地元住民を加えた検討会を設置した。
 県の担当者が改修計画の概要を説明した
後、委員らは蛇行する白川の様子などを現地
で確認。「盛り土した土地の利用法で工事の
やり方も変わる。早くコンセプトを示すべ
き」「地元から思いを聞く場も設けてほし
い」などの意見が出された。
 検討会は来年3月までに報告書をまとめ、
県に提出する方針。(内田裕之)

【写真】改修が計画されている龍田陳内地区の白川を
視察する検討会の委員ら=熊本市東区下南部

熊本日日新聞 2013年03月30日

3/31up: 記事・白川・黒川の改修工事関連 はコメントを受け付けていません

Filed under 報道

3/18up: 報道・白川改修工事 説明会開催を 豪雨被災者ら県に要望書(熊日)

 昨年7月の豪雨災害で被災した熊本市の住
民らでつくる被災者の会(西島武継代表)が
15日、河道掘削などの白川改修工事に関する
情報公開と住民説明会の開催を求める蒲島郁
夫知事あての要望書を県に提出した。
 改修工事は県と国が2016年度までの5
年間取り組むことにしており、要望書は県区
間(小磧橋~みらい大橋)の詳細な計画平面
図や河道断面図などの開示を要望。県が昨年
10月と2月に開いた説明会では「住民が納得
していない」として現地説明会の再度開催を
求めている。
 この日は被災者の会と、国土交通省が進め
る立野ダム建設事業(大津町・南阿蘇村)
に反対する市民団体「立野ダムによらない
自然と生活を守る会」(中島康代表)のメン
バー計9人が県庁を訪問。河川課の担当者に
要望書を手渡した。(星原克也)

【写真】白川の地図を広げ、県に白川改修工
事の情報公開と説明会開催を求める被災者の
会の西島武継代表ら=熊本市中央区

熊本日日新聞 2013年03月16日

3/18up: 報道・白川改修工事 説明会開催を 豪雨被災者ら県に要望書(熊日) はコメントを受け付けていません

Filed under 報道

3/14up: 3月15日(金)10時白川河川改修計画への申し入れ

立野ダムによらない自然と生活を守る会です。
白川の河川改修に関して、下記要望書を熊本県知事あてに提出することを昨日お伝えしましたが、要望団体が一部変更になりましたので、再度お送りします。また、同日午前7時20分より、県庁正門前にて、同趣旨のビラ配りも行います。ぜひご参加をお願い致します。
※要望書を添付しております。

■白川河川改修計画への申し入れ
●日時:3月15日(金)午前10時
●場所:熊本県庁601会議室
●集合:同日9:45までに、県庁本館1階ロビーにお集まりください。

■白川河川改修計画に関するビラ配り
●日時:3月15日(金)午前7時20分より
●場所:熊本県庁正門前
連絡先:中島さん(電話 090-2505-3880)

白川改修要望書2013.3.15

3/14up: 3月15日(金)10時白川河川改修計画への申し入れ はコメントを受け付けていません

Filed under アクション

2/18up: 白川写真展?守りたい立野渓谷と北向山?はあもにい にて

昨日より
「白川写真展?守りたい立野渓谷と北向山?」が始まりました。

場所は、3号線清水バイパス沿いの
「熊本市男女共同参画センターはあもにい」。

期間は2月20日(水)まで。
是非、ご覧ください。

熊本市男女共同参画センターはあもにい
所在地:〒860-0862 熊本市中央区黒髪3丁目3番10号
https://maps.google.co.jp/maps?q=%E7%86%8A%E6%9C%AC%E5%B8%82%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E5%8C%BA%E9%BB%92%E9%AB%AA3%E4%B8%81%E7%9B%AE3%E7%95%AA10%E5%8F%B7&hl=ja&ie=UTF8&hnear=%E7%86%8A%E6%9C%AC%E7%9C%8C%E7%86%8A%E6%9C%AC%E5%B8%82%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E5%8C%BA%E9%BB%92%E9%AB%AA%EF%BC%93%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%93%E2%88%92%EF%BC%91%EF%BC%90&gl=jp&t=m&z=16&brcurrent=3,0x3540f153f457598d:0x8db5f8579358e288,0,0x3540f153ec47e991:0x6835c8e8e5e7fb22

当サイトでの


立野ダムで失われる北向山原生林スライドショー

もぜひご覧ください!

2/18up: 白川写真展?守りたい立野渓谷と北向山?はあもにい にて はコメントを受け付けていません

Filed under イベント

2/16up: 記事・黒川治水の参考に 阿蘇市の流域住民ら 延岡市で実例視察

黒川治水の参考に 阿蘇市の流域住民ら
延岡市で実例視察

 昨年7月の豪雨で大きな浸水被害に遭っ
た阿蘇市の黒川流域の区長や市議、市職
員ら約60人が13日、宮崎県延岡市北方町
の2地区を訪れ、黒川の治水対策の柱と
なる「輪中堤(わじゅうてい)」と「宅地
かさ上げ」の実例を視察した。
 北方町は五ケ瀬川水系の曽木川と北川
に近く、1993年から2007年までの15年間
に5回の水害に遭った常襲地帯。視察は
地元の要望を受けて阿蘇市が実施した。
 一行はまず、昨年9月に完成した下曽
木(しもそき)地区の輪中堤を見学。総
延長700メートル、高さ500メートルを越
す輪中堤で囲んだ集落や田んぼを見な
がら、宮崎県の担当者の説明を受けた。
 続いて約20キロ離れた家田(えだ)地
区で進行中の宅地かさ上げ現場を視察。
六角形のブロックと土でかさ上げした敷
地で、大人の背丈ほどにジャッキアップ
された住宅に見入った。地元の担当者は
「工事期間中、住民は仮設住宅に1年間
ほど入居する」と説明。家の大きさに応
じて補償金が支払われる制度についても
話した。
 黒川では、熊本県が二つの遊水地のほ
か、住宅を堤防で囲む輪中堤14ヵ所(計
約290世帯)、宅地約100戸のかさ上げを
計画している。今後約5年間で総額約200
億円を投じる。(今村浩)

【写真】大人の背丈ほどにジャッキアッ
プされた住宅に見入る一行=延岡市北方町
家田地区

熊本日日新聞 2013年02月15日

2/16up: 記事・黒川治水の参考に 阿蘇市の流域住民ら 延岡市で実例視察 はコメントを受け付けていません

Filed under 報道

2/11up: 記事・考・白川 第1部 検証 立野ダム⑧ 観光への影響 「阿蘇の魅力損なわれる…」

考・白川 第1部 検証 立野ダム⑧
観光への影響 「阿蘇の魅力損なわれる…」
|
 南阿蘇鉄道の立野駅から約400メートル。水力発電所の
水圧鉄管が走る急斜面に赤茶色の立野橋梁がかかる。
車窓から望む緑のV字谷は絶景。人気の観光列車「ト
ロッコ列車」の名所の一つだ。
 「壮大な自然景観が売り。車両もスピードを落として
観光客にアナウンスする」と胸を張るのは同鉄道の津
留恒誉専務(46)。しかし、立野橋梁のすぐ上流には立
野ダムが計画されている。熊本市役所の本庁舎より約
30メートル高い約90メートルのダムサイトが谷をふさぐ。
「観光客が激減するのではないか心配。コンクリート壁の
説明をしても…」と苦笑する。
 立野橋梁とともに、同鉄道の利用者に人気なのが、
北向山原生林が楽しめる第一白川橋梁。立野ダムが完
成すると、高さ約60メートルの鉄橋は満水時に基礎部分とア
ーチの一部が浸水する。このため、架け替え工事が検
討されてきたが、費用の問題もあり、「架け替えか補
強かは、今後の協議次第」と国交省立野ダム工事事務
所。
 これに対し、南阿蘇鉄道は「架け替えの場合は休業
もあり得る。鉄骨が一本でも水に漬かれば橋の痛みは
大きく、補強したとしても維持費がかさむ」と協議の
行方を案じる。
 両橋梁とも1928年に完成。厳しい地理的条件の
中、当時の最先端技術を駆使して造り上げた貴重な土
木遺産だ。元鉄道具で、旧一の宮町文化財保護委員長
の喜悦渉さん(91)は「鉄道遺産と呼ぶにふさわしく、
後世に残すべきもの。ダムのために、架け替えをしな
いでほしい」と訴える。
 一方、阿蘇の地質や景観を生かした世界ジオパーク
認定や、世界文化遺産登録へのダムの影響を懸念する
声もある。
 立野ダム建設予定地一帯の立野峡谷は、「阿蘇ジオ
パーク」が見どころのジオサイトとして紹介する33ヵ
所のうちの一つ。観光や行政機関などでつくる阿蘇ジ
オパーク推進協議会は「ジオパークは自然だけでな
く、人々の生活における活用も重視している。ダムは
趣旨から外れない」との立場だ。
 ただ、貴重な地質が水没し、景観が損なわれるので
はないかとの懸念は消えない。会長の佐藤義興阿蘇市
長は「今後、議論すべき課題」と話す。
 県と阿蘇7市町村でつくる阿蘇世界文化遺産推進室
の日田勝也推進室長は「申請区域は各市町村と話し合
って決めるが、ダムの区域を申請しない選択股もあ
る」と指摘。ダムの区域を含める際は、景観に配慮し
た工法や、防災面からの価値付けなどを検討する必要
があるという。
 高森町で飲食店を経営する早野慎哉さん(31)は言
う。「阿蘇は人間と自然の共生が売り。ダムによって、
魅力が損なわれてしまうのではないか。とにかくもっ
と情報がほしい」(藤山裕作、佐藤大樹)
                  =第1部終わり

【南阿蘇鉄道を入れた立野ダム完成予定イメージ(国土交通省資料)】

熊本日日新聞 2013年2月9日

2/11up: 記事・考・白川 第1部 検証 立野ダム⑧ 観光への影響 「阿蘇の魅力損なわれる…」 はコメントを受け付けていません

Filed under 報道