3月26日、白川漁協の事務所を訪れ、漁協の方と意見交換をしました。
白川漁協は、立野ダム本体着工に関する補償に応じていないことが分かりました。
白川漁協が立野ダム本体着工に同意しなければ、
国土交通省はダム本体工事に着手できません。
ダム本体がもしできれば、ダム建設地の漁業権が消滅してしまいます。
当然、そのなくなる分の漁業権は補償の対象になります。(消滅補償)
また、ダム建設により下流の漁業も影響を受ける場合は、
その分補償の対象になります。(影響補償)
球磨川では平成13年に、球磨川漁協が総代会と総会で
「川辺川ダム補償案」に同意しなかったため、ダム本体着工ができずに、
結局川辺川ダム建設は中止となりました。
同様に、白川漁協が「立野ダム補償案」に同意しなければ、
国土交通省は立野ダムの本体工事に着工できません。
美しい白川を未来に手渡すために、
今後とも漁協の皆様方と意見を交換できればと思います。