緒方です。
昨日、高森町でのジオパーク会議に参加しました。
講師の渡辺一徳先生(火山地質学)や、
阿蘇ジオパーク推進協議会の方のお話が聞けて、大変有意義でした。
ジオパークとは、火山・地質遺産+自然や文化的な遺産のことであり、
阿蘇ジオパークは来年秋頃「世界ジオパーク」認定を目指しているとのこと。
渡辺先生の講演の後で、立野ダムについての質疑もありました。
立野ダム水没予定地の中に、
北向谷原生林、立野峡谷、鮎返りの滝、数鹿流ケ滝、立野溶岩、
黒川橋(明治33年完成の巨大石橋)、白川第一橋梁(昭和2年完成の土木遺産の鉄橋)、
白川黒川合流点など、
たくさんの火山・地質遺産+自然や文化的な遺産があることが、
よく理解できました。
立野ダムが建設されようとしている立野峡谷は、
熊本が世界に誇るべきジオサイト(火山・地質遺産+自然や文化的な遺産)であり、
絶対に水没させてはならない。
立野ダムは絶対に建設させてはならないと
再認識することができました。