9月29日、鬼怒川の堤防決壊現場を歩いて取材された、ジャーナリストのまさのあつこさんをお招きし、緊急報告集会を開きました。急な開催で、しかも平日夜の開催であったにもかかわらず、約80名の方が参加されました。
堤防決壊の原因として、①ダムによる治水には限界があった。②ダムで通常の河道が狭くなり、本来の川幅を河川管理者も住民も見失っていた。③整備された川幅の広い(700m)中流から、川幅の狭い(300m)、未整備の下流へ標高差によるエネルギーも蓄えて流れ込んだ。④決壊地点は土砂が貯まる場所で浅くなっていた。⑤砂利採取のための道路が堤防を低くした。等が考えられることが明らかになりました。
遠路、講演いただいたまさのさん、参加された皆様、ありがとうございました。
以下、当日の資料です。