「立野ダムによらない自然と生活を守る会」は2012年5月の結成以来、集会や学習会の開催、現地調査や現地見学会、署名活動や広報活動、各行政機関への申入れ、白川流域の治水対策の提言、立野ダム問題ブックレットの出版などを行い、国土交通省が進める立野ダム事業や白川の河川整備事業についての問題点を明らかにしてきました。
私たちは白川流域の安全と自然環境を守るために、効果が極めて限定的で、むしろ流域に危険をもたらし、流域の自然環境に大きなダメージを与える立野ダム建設に頼るのではなく、河川改修や遊水地の設置、田んぼダムの整備、流域の山林や阿蘇の草原の保全など、流域全体で保水力を上げる総合的な治水対策を求めてきました。
残念なことに立野ダムは完成してしまいましたが、これまでの当会の活動を明らかにするために、そして立野ダムをつくってはならなかったことを明らかにするために、本ホームページは存続いたします。
立野ダムによらない自然と生活を守る会 代表 中島康