国土交通省が検討した立野ダムに代わる治水対策案

国土交通省 九州地方整備局が作成した、

複数の治水対策案の立案及び 複数の治水対策案の立案及び概略評価による治水対策案の抽出について 概略評価による治水対策案の抽出について(白川流域) 平成23年10月14日

との資料があります。

http://www.qsr.mlit.go.jp/n-kawa/kensyo/02-tateno/111014-dainikai(tateno)/5-siryou4-dainikai-tateno.pdf

立野ダムの代替案としてどのような対策が考えられたのか、との質問を受けました。
ダムは「点」で、堤防は「線」で洪水調節しようとするものです。近年、国交省も提唱する「流域治水」は面で洪水調節しようとするもので、とても良い考えだと思います(ところがその中に、新規ダムが含まれているのが問題だと思いますが)。「田んぼダム」の整備、森林の整備、白川ならば草原の整備など多くの対策が考えられ、白川の場合、さらに地役権遊水地を増やすなども可能です。
国交省は、平成23年の「事業検証」の時、白川では「流域治水」を先駆けてた、とても良いダム以外の治水対策案(上記資料)を検討しています。ダムを建設するよりもずっと現実的で、持続可能な治水対策なのですが、残念なことに結論は立野ダムとなりました。


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