5月23日 国交省と熊本市に立野ダム説明責任を求める申し入れ

白川流域4市町村(熊本市、菊陽町、大津町、南阿蘇村)でつくる「白川改修・立野ダム建設促進期成会」が 5月 24 日に開催されるとのことで、5月23日に国交省と熊本市に、立野ダム事業に関する説明責任を求める申し入れを行いました。

■5月23日(水)
●9:30~国交省立野ダム工事事務所
●11:00~熊本市議会・議会棟3F 特別応接室

■新聞記事です

■以下提出文書です。

国交省への要請書2018.5.23

促進期成会への要請書2018.5.23

立野ダム論点対比表2018.5.23

■要請の趣旨

熊本地震とその後の大雨で、立野ダム水没予定地周辺の大半が崩れました。ここにダムが建設され、水をためれば、ダム湖のまわりがさらに斜面崩壊を起こす危険性があります。ところが、国土交通省はこれまで住民が提出した9通の公開質問状に回答せず、「ホームページで説明している」との姿勢です。しかし、ホームページ上の同省の見解は、住民の質問に対して肝心な点には答えていません。

また、白川流域住民の大半が、立野ダムが建設されること自体を知る機会がありません。国土交通省はこれまで住民が何度も要請した立野ダム説明会さえ一度も開こうとしません。同省が開いた見学会の開催は住民に周知されず、インターネット等で予約したごく少数の住民しか参加できませんでした。

国土交通省が、「立野ダムを住民のため、次の世代のため、未来のために建設する」と考えているのならば、立野ダムについて堂々と説明し、住民の疑問に真摯に答えるべきです。

■要請項目

1.別紙「論点対比表」の「住民側の質問・見解」の項目ごとに、質問内容に沿った回答を行うこと。

2.白川流域の市町村ごと、熊本市にあっては白川沿いの中学校区ごとに、地元自治体と協力して立野ダム事業に関する説明会を開催すること。その際、国土交通省と住民側双方から立野ダムに関する説明を行う時間を確保し、住民からの質問には真摯に回答すること。

3.上記説明会が開催され、国が立野ダム事業についての説明責任を果たし、多くの住民が立野ダムについて理解するまでは、立野ダム建設事業を一時中断し、白川の河川改修や熊本地震の復興を促進すること。

 

 

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