阿蘇地域は2014年9月、世界ジオパークに認定されました。ジオパークとは、「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味し、地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる場所をいいます。ジオパークの見どころとなる場所を「ジオサイト」に指定して、多くの人が将来にわたって地域の魅力を知り、利用できるよう保護を行います。立野ダムが建設されようとしている立野峡谷も、重要なジオサイトの1つです。
2018年に実施される4年に一度の再認定審査において、阿蘇ジオパークのジオサイト・立野峡谷の地質遺産をはじめとする自然と環境の破壊の実態をぜひ調査していただき、ジオパークの理念に基づいて、厳正な判断を示していただきますようお願いした要請文を、世界ジオパーク、日本ジオパーク、阿蘇ジオパークに送付しました。以下、要請文(英文)と、その和訳(本文)です。
12月25日、要請文を送付したことについて、県政記者室で記者会見を行いました。