7 月27 日(水) 10:30~12:30、KKRホテル熊本3階で「第1回立野ダムに係る技術委員会」を開催すると、国土交通省九州地方整備局から記者発表されましたのでお知らせします。別室で「テレビ傍聴」できるそうです。立野ダム工事事務所のホームページで詳細を公開しています。
http://www.qsr.mlit.go.jp/tateno/index.htm
みなさま、是非、傍聴しましょう!!詳細は、以下のPDFファイルをお読みください。
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7 月27 日(水) 第1回立野ダムに係る技術委員会
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7月23日、南阿蘇村白水での集会に100名参加
7月23日、南阿蘇村の白水庁舎で開いた「熊本地震を受けて 阿蘇緊急学習会 ダムより生活道路を」は、約100名の参加で満席となりました。立野ダム予定地周辺の震災直後からの多くの写真を見ながらの現状説明の後、阿蘇ジオパーク協会員の中島さんと、おいしい丸葉山の栗山さんから、被災した阿蘇大橋周辺などをメモリーとして保存してはどうか。またジオパークの再認定の時に、立野ダムは厳しい判断材料になる。本気で復興を考える会の吉田さんから、村による道路復旧の説明会開催の要求などがプレゼンされました。何よりも、参加者からたくさんの意見、質問が出され活発な意見交換ができたことが素晴らしかったと思います。
↑当日の報告プレゼン「熊本地震直後の立野ダム予定地調査報告」のPDF版です。※画像等を使用される場合は、「撮影:立野ダムによらない自然と生活を守る会」と明記してください。
集会を報道した熊本日日新聞(2016.7.24)です。
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7月23日(土)南阿蘇村白水庁舎で緊急学習会「ダムより生活道路を」
7月23日(土)、南阿蘇村白水庁舎で、熊本地震を受けての立野ダム問題・阿蘇緊急学習会「ダムより生活道路を」を開催します。熊本地震後、立野ダム本体予定地周辺(黒川第一発電所)から黒川の阿蘇大橋、白川の鮎返りの滝にかけての立野峡谷は、いたるところで土砂崩壊が起きています。この区間は、立野ダムがつくられた場合の水没予定地でもあり、新しい阿蘇大橋の架け替え予定地でもあります。そこで、各住民・団体からの報告を行い、立野峡谷周辺の状況の理解と、地震後の阿蘇地域の復興などについて、参加された皆様のご意見をいただきながら考えたいと思います。是非ご参加ください!まわりの方に参加を呼び掛けてください。
■熊本地震を受けて 阿蘇 緊急学習会「ダムより生活道路を」
●とき:7月23日(土)13時~15時
●場所:南阿蘇村白水庁舎 2階会議室
主催 阿蘇 緊急学習会「ダムより生活道路を」実行委員会 松本久
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「国土交通省の阿蘇大橋600m下流に架け替え決定」について
本日(7月5日)夕方の各局ローカルニュースは、「国土交通省は阿蘇大橋を600m下流側に架け替えることに決定した」と報じました。現地ではまだ地質調査が十分に行われていない中、新たな阿蘇大橋の位置を決定するのはあまりにも時期尚早です。
7月2日、熊日新聞が国交省の「阿蘇大橋下流架け替え案」を報じましたので、同日当会は、阿蘇大橋周辺を長陽側から再度現地調査しました。その調査報告書(速報)をまとめましたので、添付します。3ページのレポートですので、是非お読みください。
写真は、アサヒグラフ「九州熊本大地震」航空写真に加筆したものです。(赤点線が阿蘇大橋600m下流架け替え位置)
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7月2日阿蘇大橋周辺現地調査報告
7月2日、熊日新聞が国交省の「阿蘇大橋下流架け替え案」を報じましたので、同日、阿蘇大橋周辺を長陽側から再度現地調査しました。
長陽側から見た、阿蘇大橋を崩落させた土砂崩壊現場ですが、約100m手前の国道に横ずれ断層を確認しました。黄色いセンターラインが1mほど横にずれています。専門家の方いわく、「手前の断層が原因、向こうの土砂災害は結果です」
横ずれ断層の拡大です。アスファルトで補修され、斜めにセンターラインが新たに引いてあります。教えてくれた専門家の方は「専門家は路面の断層を見て、そうでない人は土砂崩壊を見る」と言っていました。
横ずれ断層は、中央火口丘のほうに伸びていました。
畑の「あぜ」も横にずれています。
白川も、その断層に沿って流れを変えています。向こう側は、立野地区の「立野溶岩」でつくられた台地です。谷側は全て地震で崩落しています。断層を英語で「フォルト」と言うそうです。断層があるこんな場所に阿蘇大橋をつくったら、「フォルト」(失敗)です。
4月30日に調査した時は、キャンプ場の施設もある程度残っていたのが、跡形もなく流されていました。黒川右岸の立野溶岩も、長陽大橋東側の駐車場からよく見えていた部分はほとんど埋まっていました。
南阿蘇橋は、「落橋のおそれ通行止め」となっていました。
その南阿蘇橋から見た、長陽大橋と南鉄の白川橋梁です。これまで見てきた区間が、国交省の「阿蘇大橋下流架け替え案」で報じられていた、新ルートの範囲です。断層が走り、両岸も大きく崩壊し、さらには南阿蘇橋は落橋の恐れあり。そんな場所に阿蘇大橋をなぜつくろうとするのでしょうか?将来の安全のことを考えれば、阿蘇大橋は数鹿流ケ滝の上流にかけるべきではないかと考えます。
アソシエート付近から見た長陽大橋西側の崩壊です。さらに崩壊がひどくなっていました。
鮎がえりの滝です。大雨の後で、さらには白川発電所に通水されていないのか、すごい流量でした。
谷の下のほうにあった、旧栃の木温泉跡地も完全に流され、プールの底が見えていました。
地震とその後の大雨による増水で、完全に川の状況が変わっていました。国土交通省は、ここにあった無数の巨石や流木、そして大量の土砂や温泉の残骸も、すべて幅5mの立野ダム下部の「穴」を通って下流に流れるというのでしょうか。スクリーン(柵)に引っかかった流木は、それでもダムの水位が上がると「浮いてくる」というのでしょうか。国交省の「阿蘇大橋下流架け替え案」も「立野ダム計画」も、「造ることが目的」「予算を消化することが目的」「役人の仕事を確保することが目的」と言われても仕方がないと思います。国民の血税を使うのならば、安全で豊かな白川を未来に手渡すために使っていただきたいのもです。(終わり)
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7月10日の参院選挙・立野ダム問題についての公開質問状の回答
7月10日の参院選挙に立候補を表明した、松村よしふみ氏、あべ広美氏、木下順子氏、本藤哲也氏に、「熊本地震を受けた立野ダム問題についての公開質問状」を6月12日に送付しましたが、回答したのはあべ広美氏のみでした。 注目されるのが、これまで立野ダム計画にあいまいな態度だった民進党(旧民主党)も推しているあべ広美氏が、はっきりと立野ダム反対の回答をした点です。
さらに注目されるのが、松村よしふみ氏からの回答が、6月21日の回答期限を過ぎた後、再三催促してもなかったことです。これまでの熊本県知事選挙などでは、自民党系の候補者からも回答が来ていたのが、今回は回答できなかったということは、候補者は国土交通省の「熊本地震後の調査で立野ダム建設に支障となる情報は得られていない」とする主張を疑問視しているからだとも考えられます。しかし、国会議員に立候補するのなら、国の事業に対する自分の意見をきちんと表明していただきたいものです。
以下、公開質問状とあべ広美氏からの回答、6月26日付熊本日日新聞の記事です。
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7月23日(土)南阿蘇村白水庁舎で緊急学習会「ダムより生活道路を」
7月23日(土)、南阿蘇村白水庁舎で、熊本地震を受けての立野ダム問題・阿蘇緊急学習会「ダムより生活道路を」を開催します。是非ご参加ください!まわりの方に参加を呼び掛けてください。
■熊本地震を受けて 阿蘇 緊急学習会「ダムより生活道路を」
●とき:7月23日(土)13時~15時
●場所:南阿蘇村白水庁舎 2階会議室
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6月15日、国交省へ抗議文を提出しました
6月15日、国土交通省立野ダム工事事務所に「熊本地震後も立野ダム建設に問題はないとする国土交通省の記者発表に対する抗議文国交省へ抗議文」を提出しました。国交省の主張は、まわりがどれだけ崩れても、立野ダム本体をつくる場所は「大規模な崩落は発生していない」。すぐ近くを活断層が通っても、「立野ダム本体に向かわない」ということです。また、研究機関の資料の引用に関しても、国土交通省に都合の良い点ばかりを引用しています。抗議文は以下の通りです。
以下は、提出時の写真です。
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「熊本地震と立野ダム」須藤靖明先生の講演動画
6月5日の緊急学習会「熊本地震と立野ダム」へのご参加、誠にありがとうございました。おかげ様で250名の参加者を得ることができましたが、100名以上の方に立ち見していただいたこと、資料も足りなかった点につきましてお詫び申し上げます。須藤靖明先生(火山物理学者、阿蘇火山博物館学術顧問)の講演は事実に基づく熊本地震の分析であり、大変重大なお話です。多くの方に聞いて、知ってほしい内容です。須藤先生の講演動画、当会からのプレゼンテーション(PDF)と動画、写真を取り急ぎ添付します。
熊本地震と立野ダム2016.6.5←当会からのプレゼンテーション(PDF)です。
本日も取り上げました国交省の資料「地震後の立野ダムに関わる区域の状況について(第2報)」は以下で見ることができます。是非お読みになってください。
http://www.qsr.mlit.go.jp/n-kisyahappyou/h28/data_file/1464933995.pdf
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6月5日14:30緊急学習会「熊本地震と立野ダム」
■緊急学習会「熊本地震と立野ダム」
とき 6月5日(日)14:30開会
場所 パレア会議室1(鶴屋東館9階)
熊本市中央区手取本町8番9号 TEL096-355-4300
講師 須藤靖明氏(火山物理学者、阿蘇火山博物館学術顧問)
入場無料
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今回の熊本地震で、立野ダム本体予定地では両岸が大きく崩壊し、工事用道路や現場事務所、工事車両なども崩落した土砂に埋まっています。国土交通省は、これまで「立野ダム予定地の岩盤は十分な強度がある」「立野ダム建設を行う上で特に考慮する活断層は存在しない」「地すべりは起こらない」等と主張してきたのですが、今回の地震でその全てが否定されたことになります。にもかかわらず、同省は調査もせずに従来の主張を繰り返すばかりです。
そこで、火山物理学者の須藤靖明氏(阿蘇火山博物館学術顧問)をお招きし、緊急学習会「熊本地震と立野ダム」を開きます。当会による立野ダム予定地現地調査の報告もいたします。立野ダム予定地周辺の現状は、大変重大な問題であるにもかかわらず、白川流域住民にほとんど知られていません。そこで、市民の皆様方に広く参加を呼びかけております。まわりの方を是非お誘いください!皆様のご参加をお待ちしております。
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