Author Archives: 緒方紀郎

9月30日 財務大臣あて「国営立野ダムに予算をつけないことを求める要請書」

財務大臣あてに「国営立野ダムに予算をつけないことを求める要請書」を、財務省 九州財務局(熊本地方合同庁舎)8階の総務課に提出しました。

財務大臣宛要請書2016-930

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9月17日 国交省と熊本市長に抗議文を提出

9月17日、「技術委員会」に関して国交省と熊本市長に抗議文を提出しました。熊本市長への提出には市議の会4名、住民3名が参加。都市建設局長、河川課長、他1名が対応しました。国交省への提出には市議の会2名、住民5名が参加。総務課長ほか1名が対応しました。

以下、提出した文書です。

国交省あて宛抗議文2016-9-16

熊本市長あて抗議文2016-9-16

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国土交通省への抗議文提出の様子です

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熊本市長への抗議文提出の様子です

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9月10日 毎日新聞記事「立野ダム放流孔ふさがらぬか」

9月10日付の毎日新聞記事「立野ダム放流孔ふさがらぬか」をお送りします。8月の「技術委員会」の問題を分かりやすく、また鋭く指摘した福岡賢正記者の記事です。

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8月17日 技術委員会、立野ダム容認の結論

8月17日に開かれた、初会合からわずか3週間の3回目の「立野ダム建設に係る技術委員会」は、あっという間に「立野ダム建設に技術的な課題はない」との結論を出しました。住民はモニターで会場の様子を見ることはできましたが、委員会の会場に近づくことさえ許されませんでした。同省が選んだ7名の委員も、同省の見解に疑問を呈することはありませんでした。

ダム湖予定地の大半が崩落し、多くの断層の存在も明らかになっているにもかかわらず、同委員会は「立野ダム建設予定地に考慮すべき断層はなく、岩盤の健全性に問題はない」。流木や岩石等で立野ダムの穴(高さ5m×幅5m)がふさがる懸念についても「穴がふさがることはない」と結論付けました。

しかし、今回の地震による土砂崩壊とその後の増水で、熊本市内など下流の橋脚には多くの流木が引っかかり、有明海にも大量の流木が漂着しています。それらの大半は阿蘇カルデラ内で発生し、立野ダム地点を通ったわけであり、穴がふさがらないはずはありません。現に、直径約10mの立野ダム仮排水路トンネルの入り口は、土砂や流木で完全にふさがっています。

阿蘇外輪山が立野で切れたのは、多くの断層が集中しているからです。火山地帯のカルデラの切れ目という、立野ダムの立地条件は最悪であり、流域に危険をもたらすものです。国土交通省は立野ダム建設を即時に中止し、917億円の立野ダム建設事業費を震災復興に充てるべきです。

8月17日の「技術委員会」に提出した文書です。技術委員会宛要請2016-8-17

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立野ダムに係る技術委員会の現地調査への要請書

本日8月3日、「立野ダムに係る技術委員会」の現地調査が行われます。国交省の資料を見ると、立野ダム建設予定地周辺を現地調査するとしながら、鮎返りの滝までの立野ダム水没予定地(約3km)の4分の1程度しか現地調査がなされません。黒川・白川合流点から黒川にかけての立野ダム水没予定地が、最も土砂崩壊している場所であり、国交省が本日案内する箇所のみの調査では極めて不十分と言わざるを得ません。立野ダム完成後にこの地震が起こったとしたら、ダム水没予定地周辺の大半の地盤が大きく崩れていたわけであり、ダム上流は多量の土砂や流木で埋めつくされ、立野ダム下部の幅わずか5mの穴がふさがり、洪水調節できなくなっていたのは明らかです。

立野ダムに係る技術委員会の現地調査への要請書を本日朝、国交省立野ダム工事事務所に提出しました。

提出した要請書はこちらです→立野ダム委員会要請2016.8.3

以下、立野ダム水没予定地(点線)と、本日の調査範囲(赤矢印)です。

調査範囲1

調査範囲2

委員は、下記7名の方々です。

一般財団法人 地域地盤環境研究所 理事長 足立 紀尚様

京都大学 名誉教授 岡田 篤正様

国土技術政策総合研究所 佐々木 隆様

土木研究所 地質・地盤研究グループ 佐々木 靖人様

京都大学 防災研究所 教授 角 哲也様

京都大学 防災研究所 教授 千木良 雅弘様

土木研究所 地質研究監 山口 嘉一様

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8月3日「第2回 立野ダム建設に係る技術委員会」の現地調査

今、国交省のホームページあけてびっくりです。

明日、8月3日、「第2回 立野ダム建設に係る技術委員会」の現地調査が開催されるとのこと。先月27日に第1回を開催したばかりなのに、このペースは尋常ではありません。一気に、御用学者の「同意」を得て、立野ダムGO、といきたいのでしょう。困ったものです。詳しくは、国交省立野ダム工事事務所のページを。 http://www.qsr.mlit.go.jp/tateno/index.htm

■「第2回 立野ダム建設に係る技術委員会」(現地調査)の開催について
国土交通省九州地方整備局では、ダムサイト予定地の基礎岩盤の状況等を調査・検討し、技術的な確認・評価を行うことを目的に、「立野ダム建設に係る技術委員会」を設置し、今般、下記のとおり、第2回委員会として、立野ダム建設予定地周辺の現地調査を行いますのでお知らせいたします。
[開催日時]
日時:平成28年8月3日(水)14:00~16:00(予定)
※当日の天候等により、行程等が変更となる場合があります

以下は、7月27日の第1回会議で提出した要望書です。委員会要望2016.7.27

写真は、7月27日の第1回委員会に要望書を出している様子です。

2016.7.27立野ダム技術委要望書提出a

各委員あてに提出した、立野ダム水没予定地航空写真にダム本体と満水時の線を入れた写真です。

立野ダム水没予定地航空写真

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7 月27 日(水) 第1回立野ダムに係る技術委員会

7 月27 日(水) 10:30~12:30、KKRホテル熊本3階で「第1回立野ダムに係る技術委員会」を開催すると、国土交通省九州地方整備局から記者発表されましたのでお知らせします。別室で「テレビ傍聴」できるそうです。立野ダム工事事務所のホームページで詳細を公開しています。
http://www.qsr.mlit.go.jp/tateno/index.htm
みなさま、是非、傍聴しましょう!!詳細は、以下のPDFファイルをお読みください。

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7月23日、南阿蘇村白水での集会に100名参加

7月23日、南阿蘇村の白水庁舎で開いた「熊本地震を受けて 阿蘇緊急学習会 ダムより生活道路を」は、約100名の参加で満席となりました。立野ダム予定地周辺の震災直後からの多くの写真を見ながらの現状説明の後、阿蘇ジオパーク協会員の中島さんと、おいしい丸葉山の栗山さんから、被災した阿蘇大橋周辺などをメモリーとして保存してはどうか。またジオパークの再認定の時に、立野ダムは厳しい判断材料になる。本気で復興を考える会の吉田さんから、村による道路復旧の説明会開催の要求などがプレゼンされました。何よりも、参加者からたくさんの意見、質問が出され活発な意見交換ができたことが素晴らしかったと思います。

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↑当日の報告プレゼン「熊本地震直後の立野ダム予定地調査報告」のPDF版です。※画像等を使用される場合は、「撮影:立野ダムによらない自然と生活を守る会」と明記してください。

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集会を報道した熊本日日新聞(2016.7.24)です。

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7月23日(土)南阿蘇村白水庁舎で緊急学習会「ダムより生活道路を」

7月23日(土)、南阿蘇村白水庁舎で、熊本地震を受けての立野ダム問題・阿蘇緊急学習会「ダムより生活道路を」を開催します。熊本地震後、立野ダム本体予定地周辺(黒川第一発電所)から黒川の阿蘇大橋、白川の鮎返りの滝にかけての立野峡谷は、いたるところで土砂崩壊が起きています。この区間は、立野ダムがつくられた場合の水没予定地でもあり、新しい阿蘇大橋の架け替え予定地でもあります。そこで、各住民・団体からの報告を行い、立野峡谷周辺の状況の理解と、地震後の阿蘇地域の復興などについて、参加された皆様のご意見をいただきながら考えたいと思います。是非ご参加ください!まわりの方に参加を呼び掛けてください。
■熊本地震を受けて 阿蘇 緊急学習会「ダムより生活道路を」
●とき:7月23日(土)13時~15時
●場所:南阿蘇村白水庁舎 2階会議室
主催 阿蘇 緊急学習会「ダムより生活道路を」実行委員会 松本久

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ダムよりシリーズ1ダムより住宅でしょう

7月23日(土)南阿蘇村白水庁舎で緊急学習会「ダムより生活道路を」 はコメントを受け付けていません

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「国土交通省の阿蘇大橋600m下流に架け替え決定」について

本日(7月5日)夕方の各局ローカルニュースは、「国土交通省は阿蘇大橋を600m下流側に架け替えることに決定した」と報じました。現地ではまだ地質調査が十分に行われていない中、新たな阿蘇大橋の位置を決定するのはあまりにも時期尚早です。
7月2日、熊日新聞が国交省の「阿蘇大橋下流架け替え案」を報じましたので、同日当会は、阿蘇大橋周辺を長陽側から再度現地調査しました。その調査報告書(速報)をまとめましたので、添付します。3ページのレポートですので、是非お読みください。

7月2日阿蘇大橋周辺現地調査報告

写真は、アサヒグラフ「九州熊本大地震」航空写真に加筆したものです。(赤点線が阿蘇大橋600m下流架け替え位置)

阿蘇大橋国交案

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