南阿蘇鉄道の白川橋梁・立野橋梁が土木遺産に!

南阿蘇鉄道の白川橋梁・立野橋梁が土木遺産に選ばれました。いずれも昭和の初めに完成した、鋼製の鉄橋です。立野ダムが満水になれば、白川橋梁のアーチ部分まで水没してしまいます。立野ダムができれば、立野橋梁からの雄大な眺めも、高さ90mもの巨大なダムで台無しです。熊日新聞記事の立野橋梁を背景とした写真では、左の小林一郎氏の体が、後ろの立野ダム関連工事現場の部分を隠しています。誰でも目を覆いたくなる光景ですが、それはきちんと伝えるべきです。表記記事と、先月撮影した同地点の写真、国交省の立野ダム完成予想図です。3つの写真を見比べてみてください。
2015.12.2南阿蘇鉄道2橋梁土木遺産認定式 記事a立野黒川2015.10 (2)立野ダム完成予想図(国交省)

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11月26日、国土交通大臣宛に「立野ダムの穴の流木対策に関する公開質問状」を提出

11月26日、国土交通大臣宛に「立野ダムの穴の流木対策に関する公開質問状」を提出しました。国交省は、立野ダムの放流孔の上流側に設置される、20cmしかすき間がないスクリーンにはりついた流木は、「ダムの水位が上昇すると浮き上がるので、立野ダムの放流孔は閉塞しない」とホームページで主張しています。その根拠となる資料を情報開示請求したところ、国交省は8月に模型実験の結果を公表しました。それに対する公開質問です。以下、本日提出しました公開質問状のPDFファイルです。

立野ダム流木対策質問状2015.11

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11月10日、財務大臣宛に要請書提出

11月10日、麻生太郎・財務大臣宛の「国営立野ダムに予算をつけないことを求める要請書」を、九州地方財務局に提出しました。国土交通省は来年度政府予算の概算要求として、国営立野ダムの建設関連事業費42億円を盛り込んでいます。しかし、国土交通省が情報開示した資料によると、河川改修で白川の流下能力は大幅に向上し、立野ダムを建設する必要がないことは明らかです。立野ダムは洪水調節だけを「目的」としたダムですが、洪水時にはダム下部に開いた3つの穴(高さ5m×幅5m)が流木などでふさがり、洪水調節不能になるのは明らかです。熊本市など下流の安全を守るどころか、危険をもたらすダム計画です。以上の理由で、国営立野ダムは国費の無駄遣いであり、来年度以降、予算をつけないことを強く要請しました。以下、要望書のPDFです。

財務大臣2015.1110

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11月14日(土)18時より、大津町で立野ダム問題学習会

11月14日(土)18時より、大津町で立野ダム問題学習会が開かれます。是非ご参加ください。
●場所:大津町オークスプラザ2階(大津町役場の南隣り)
●主催:立野ダムストップ・白川河川整備を求める中流域の会

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10月13日、世界ジオパークに関する要請書を阿蘇市などに提出

10月13日、「4年毎の再審査で世界ジオパークを継続するために立野ダム建設の中止を求める要請書」を、阿蘇市、南阿蘇村、高森町に提出しました。世界ジオパークは4年毎に再審査があります。このまま立野ダムが出来たら、阿蘇の皆さんが苦労して、時間と資金をつぎ込んで世界認定を勝ち取った「阿蘇世界ジオパーク」が、再審査であっという間に「取り消し」になる恐れが大きいと考えます。阿蘇市は佐藤市長、宮川副市長。南阿蘇村は市原副村長、中山総務課長、倉岡審議員。高森町は佐藤総務課長がご対応くださいました。以下、提出した要請書です。

世界ジオパーク要望2015.10.13

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第2回立野ダム予定地現地調査のAコース(立野峡谷)の動画

10月4日の第2回立野ダム予定地現地調査のAコース(立野峡谷)の動画です。本日の熊日朝刊に、立野橋梁が土木遺産に選ばれたとの記事がありましたが、立野橋梁の説明から始まります。非常に分かりやすい説明です。
https://www.youtube.com/watch?v=0klly6qtT-Y

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10月4日第2回立野ダム予定地現地調査

10月4日の第2回立野ダム予定地現地調査は、約170名の流域の皆様方にご参加者いただき、盛会でした。午前中は、立野峡谷と黒川の治水工事に分かれて現地を見学しました。立野峡谷のすばらしい大自然とそれを破壊することの愚かさ、小倉遊水地などの整備を進めれば立野ダム建設は全く必要ないことが分かりました。午後のシンポジウムでは、中島熙八郎先生(熊本県立大学名誉教授)が川辺川ダム建設が中止となった五木村の実例を挙げながら、ダムによらない地域づくりについて考えることができました。参加された皆様、ご協力いただきました皆様、ありがとうございました!以下、当日配布した資料と、シンポジウムで「ダムより自然を生かした村づくりを」と題して講演された中島煕八郎先生(熊本県立大学名誉教授)の講演記録動画、シンポジウムの写真です。

第2回立野現調資料2015.10.4

立野現調2015.10.4 007立野現調2015.10.4 010立野現調2015.10.4 018

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10月4日(日)第2回立野ダム予定地現地調査

10月4日(日)、阿蘇・立野ダム予定地現地調査を開きます。午前中は、立野峡谷(Aコース)と、黒川の治水工事(Bコース)に分かれて現地を見学します。午後は、旧立野小学校体育館をお借りして「ダムより自然を生かした村づくりを」と題したシンポジウムです。ぜひご参加ください。
■第2回立野ダム予定地現地調査
日時:2015年10月4日(日)
10:00 旧立野小学校集合(当日受付可)
10:00~12:00 現地調査
【Aコース】立野峡谷(立野ダム予定地、水没予定地)
【Bコース】黒川の遊水地工事と河川改修工事
※初めて参加される方はAコースをおすすめします。
13:00~15:00 シンポジウム
「ダムより自然を生かした村づくりを」
講師:中島熙八郎氏(熊本県立大学名誉教授)
会場:旧立野小学校 阿蘇郡南阿蘇村大字立野1596
※熊本市方面から国道57号を阿蘇方面に向かい「立野駅」の標識のある信号を右折するとすぐです。
参加費(保険、資料代):500円
共催:立野ダムによらない自然と生活を守る会 ほか
お問合せ:電話090-2505-3880 中島康   

●阿蘇の玄関口、阿蘇外輪山の唯一の切れ目である立野峡谷に、高さ90mの立野ダムが建設されようとしています!
●立野ダムは洪水調節だけを目的としたダムですが、洪水時にはダム下部に開く3つの穴(高さ5m×幅5m)が流木や岩石などでふさがり、洪水調節不能になるのは明らかです。熊本市など下流の安全を守るどころか、危険をもたらすダム計画です。
●立野ダムの総事業費は917億円です。熊本県の負担額はその3割、県民一人あたり約1万5000円にもなります。阿蘇くじゅう国立公園の大自然や、世界ジオパークの貴重な地質遺産も破壊されます。

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緊急報告集会「鬼怒川の堤防決壊から白川の安全と立野ダムを考える」

9月29日、鬼怒川の堤防決壊現場を歩いて取材された、ジャーナリストのまさのあつこさんをお招きし、緊急報告集会を開きました。急な開催で、しかも平日夜の開催であったにもかかわらず、約80名の方が参加されました。
堤防決壊の原因として、①ダムによる治水には限界があった。②ダムで通常の河道が狭くなり、本来の川幅を河川管理者も住民も見失っていた。③整備された川幅の広い(700m)中流から、川幅の狭い(300m)、未整備の下流へ標高差によるエネルギーも蓄えて流れ込んだ。④決壊地点は土砂が貯まる場所で浅くなっていた。⑤砂利採取のための道路が堤防を低くした。等が考えられることが明らかになりました。
遠路、講演いただいたまさのさん、参加された皆様、ありがとうございました。

以下、当日の資料です。

鬼怒川緊急報告(まさのあつこ)2015.9.29

鬼怒川検証(松本)2015.9.29

鬼怒川検証(緒方)2015.9.29

 

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9月29日(火)緊急報告集会「鬼怒川の堤防決壊から白川の安全と立野ダムを考える」

9月29日、鬼怒川の堤防決壊現場を歩いて取材された、ジャーナリストのまさのあつこさんをお招きし、緊急報告集会を開きます。鬼怒川の上流には4つの大きなダムがあり、合計すると計画中の立野ダムの13倍もの洪水調節容量がありながら、堤防決壊を防ぐことはできませんでした。驚くのが、決壊した箇所は10年に一度起きると想定される洪水に対応できない堤防だったことです。堤防決壊の実態に迫ります。皆様方のご参加をお待ちしています。
■緊急報告集会「鬼怒川の堤防決壊から白川の安全と立野ダムを考える」
日時:9月29日(火)18:30 開会
場所:パレア会議室1(鶴屋東館9階)熊本市中央区手取本町8番9号
報告:まさのあつこ氏(ジャーナリスト)
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