水生昆虫調査から見える、球磨川の清流を支える川辺川
自然観察指導員熊本県連絡会(自然観察くまもと)で、20年以上も毎年継続している水生昆虫の観察会。今年は3月21日に開催。ダムのある川とない川の違いを、自然を測る物差しとなる(指標生物)水生昆虫を利用した調査方法である。ずっとダムがない川のすばらしさを水生昆虫が教えてくれる。しかし、それ以上に水の中でその知恵を絞った水生昆虫の暮らし方に感動する。こんな生き物たちが住む川こそが、魚や鳥の生活も守り、その恩恵に預かって私たちの暮らしがあると思う。
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(報告:つる詳子(写真は一部寺嶋))