山江村の自伐型林業塾が地元テレビで取り上げられました
山江村で開催されている自伐型林業塾「鎮山親水林業塾」が、KABで取り上げられています。大規模林業も同時に取り上げられていて、林業が抱える課題と解決策を考える上で参考になるかと思います。
自伐は、小さな経営体で小さな道づくりを行う多間伐施業ですが、まだまだ取り組みは広がっていません。研修には70歳代の方も参加していますが、こんな林業なら自分でもしたいと思う山林所有者が増えるといいなあと思っています。
また、皆伐地も多く見てきましたが、道路を造らずにワイヤーによる搬出や土砂止めをきちんとして、再植林した場合の崩落は殆どありませんでした。いろんな林業が自然の仕組みを理解したうえで、進むといいなあと思います。
ただし、「成長期を終えた木が二酸化炭素を吸収する力が落ち着くので、木を植え替ええることが、山の崩壊防止・治水に役に立つ」という林野庁の考え方そのものの説明には、自分たちで、本当にそうなのか調べてほしいなあと思いました。
山の問題は林業者だけの問題ではなく、みんなが考えるべき・・その通りです。一人当たり1000円に増えた森林環境税の使い方にも注目していきたいものです。
(つる)