八ッ場ダムが洪水防止?
~2019年、一日で満水となったダムはなぜ完成に68年もかかったのか~
八ッ場ダムは、2019年の台風19号による豪雨で、ほぼ一昼夜で満水となりました。ダムが満々と水を湛える印象的な写真から「八ッ場ダムが利根川を救った」とネット状で話題になりましたが、実際はどうだったのでしょうか。この時、ダムは完成前で空でした。
また、八ッ場ダム事業の歴史を振り返ると、このダムが完成に68年もかかったことがわかります。それはどのような理由によるのものなのでしょうか。
今回はこのダム事業について学ぶとともに、地元の状況、多くの関連事業、ダムの完成後に持ち越された問題、ダム事業による地域振興等も含め、お話を伺います。
■日時:
2021年9月10日(金)19:00-20:30 ※Zoom開催
■話し手:
渡辺 洋子さん
東京で生まれ、どぶ川と言われた目黒川、暗渠となった神田川の源流を見て育った。
1970年代、地下水を主とした水道は、いつしか生ぬるい水に変わっていたが、東京の水問題が利根川上流のダムと結びついていることを知ったのは、1980年代、群馬県に移り住んでから。
「八ッ場あしたの会」(旧「八ッ場ダムを考える会」)の事務局として2000年頃から水没地域に通い、自然と人々を苛(さいな)み続けるダム問題について、ホームページ等で情報発信している。
■会場:
オンライン会議システムのzoomを使います。
■参加費:
無料
■申込方法:
こちらの第6回セミナー申し込みフォームからお申込みください。メールにてzoom会議参加用のリンクをお送りします。
■主催:
「気候危機と水害:ダムで暮らしは守れるか?」連続セミナー実行委員会
■協力:
アーユス仏教国際協力ネットワーク、国際環境NGO FoE Japan、メコン・ウォッチ
■お問合せ:
「気候危機と水害:ダムで暮らしは守れるか?」連続セミナー実行委員会
TEL: 03-6909-5983(FoE Japan事務所内)
Email: hatae@foejapan.org