川と共に生きる ~7月4日球磨川水害を超えて~
人吉球磨盆地の中心部である人吉市は小京都とも呼ばれ、温泉や鮎、ラフティングや球磨川下り、球磨焼酎などでも知られる風光明媚な観光地です。
その球磨川のほとりに、昭和初期から3代続く「人吉旅館」があります。国登録有形文化財にも指定されている木造建築で、地元食材を使った食事と良質な温泉、女将のおもてなしが人気の宿です。
昨年7月の水害により旅館は甚大な被害を受け、建物2階の床下まで浸水。大量の泥と流木が押し寄せ、一時は廃業を覚悟したといいます。その後、建築家や常連客、クラウドファンディングやアニメ「夏目友人帳」ファンなど全国からの支援を受け、現在は、今年秋の営業再開に向けて復旧工事が進んでいます。
今回は、人吉旅館女将である堀尾里美さんに、地域で暮らし観光業を営む立場から、球磨川の魅力と、ダムに反対する理由、川と共生する暮らしのあり方についてお話いただきます。
■日時:
2021年3月2日(火)19:00-20:30
■話し手:
堀尾 里美さん
韓国出身。通訳としての仕事を通じて人吉旅館3代目当主と出会い結婚、来日。2000年から人吉旅館の女将を務める。熊本大学で民俗学を学び、日本の文化にも造詣が深く、人吉温泉女将会「さくら会」メンバーで、人吉球磨のおもてなしや観光振興にも関わる。
■会場:
オンライン会議システムのzoomを使います。
■参加費:
無料
■申込方法:
こちらの申し込みフォームからお申込みください。メールにてzoom会議参加用のリンクをお送りします。
■告知動画:
■主催:
「気候危機と水害:ダムで暮らしは守れるか?」連続セミナー実行委員会
■協力:
アーユス仏教国際協力ネットワーク、国際環境NGO FoE Japan、メコン・ウォッチ
■お問合せ:
「気候危機と水害:ダムで暮らしは守れるか?」連続セミナー実行委員会
TEL: 03-6909-5983(FoE Japan事務所内)
Email: hatae@foejapan.org
第1回・2回のご案内
【第1回】2月15日(月)19:00~20:30 川と人びとの暮らし~球磨川川辺川の過去・現在・未来を考える~(つる詳子さん)
【第2回】2月25日(木)19:00~20:30 川と地域社会~焼畑と子守唄の山村が歩んだ100年~(寺嶋 悠さん、黒川 麻里子さん)
【第4回】