(準備中)
最近の動き
2005年2月21日 20日の事前協議で、非ダム利水案が従来より50億円下がり、300億円に。

川辺川利水事業の新計画案
(2005.2.20現在)

(単位:億円) ダム案 非ダム案

従来ケース

今回の試算
概算事業費 490 350 300
負担額 310 198 186
130 96 75
市町村 36 48 30
農家 9 8 8

※1億円以下は切り捨て (熊日新聞2005年2月21日掲載記事より)
2005年2月20日 事前協議開催
2005年2月17日 2月20日の事前協議に向け、「正常流量」に関連する意見書を提出しました。こちら
2005年1月23日 事前協議開催
2005年1月23日 川辺川利水訴訟原告団より、意見書を提出しました。こちら
2005年1月18日 川辺川利水訴訟原告団および同弁護団より、1月23日の新利水計画策定の事前協議に際して、意見書を提出しました。 こちら
2005年1月12日 事前協議開催
2004年12月26日 事前協議開催
2004年12月21日 事前協議開催
2004年12月6日 原告団・弁護団より、事前協議での国交省の姿勢に対する声明が発表されました。こちら
2004年12月3日 事前協議開催
2004年11月22日 事前協議開催
2004年11月7日 事前協議開催
2004年10月25日 事前協議開催
2004年10月14日 事前協議開催


2003年5月の利水訴訟原告側勝訴により、利水計画変更手続きの違法性が確定しました。
そのため、農水省九州農政局、川辺川利水訴訟原告団、弁護団、ダム利水推進側団体、熊本県、国土交通省が中心となった事前協議で、今後の新利水計画策定手続きを決めていくこととなりました。
2003年5月以降、すでに3回の農家説明会、対象農家へのアンケート実施が行われています。
そのいずれの結果も、ダムからの利水を求める声は低いものであり、事業計画の縮小は確実視されています。
一方、中小河川や既存水源の利用などによる、ダム以外からの利水であっても、安く、速やかな水供給を望む声が多く出されました。

新利水計画策定作業では、長い協議の末に「ダム利水案」「非ダム利水案」の2つにまとめ、負担金や完成までの期間などいくつかの条件についてそれぞれ示した上で、農家に対してアンケートを実施し、最終的にどちらかに絞り込むことになりました。

新利水計画がどういうものかによって、現在の川辺川ダム基本計画に大幅な変更が出る可能性があります。

そうなった場合、その変更を収用委員会がどう判断するのかが大きな問題となります。
大幅な変更と考えた場合には、収用裁決申請書に含まれるダム基本計画が実物と異なるため却下することが予想され、大幅な変更と考えなかった場合は、収用委員会がそのまま進められることになります。
新利水計画の今後の動向は、ダムの今後に関わるものであり、多くの人々が注目しています。

参考となるリンク
熊本県 「新利水計画策定に向けた取り組み」
熊本日日新聞 「考 川辺川」
どらごんさんの「愛しの川辺川」 新利水計画の動き
これまでの経緯について 
  川辺川利水訴訟弁護団 国宗直子弁護士のHP


川辺川利水事業(利水計画)とは

1995年の変更計画

川辺川利水訴訟と農家の勝利

新利水計画策定へ

農家へのアンケートが示したもの

「ダム利水案」と「非ダム利水案」

今後の動き