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日本一の清流
環境庁御墨付きの日本一の清流。深い淵や流れのある瀬、変化に富んだ川は子どもたちの格好の遊び場としてだけでなく、全国のカヌーイストやキャンパーを魅了します。
※1998年、環境庁による水質調査で、川辺川の水は日本一の清流と認定(環境基準満足度上位水域ベスト1)されました。また、2006年以降2023年まで17年連続で、国交省の水質調査でも全国一位に認定(国交省の全国一級河川の水質調査「水質が最も良好な河川」)されています。
尺アユ 味・香り・姿と三拍子揃った球磨川の尺アユは川辺川の水量と水質が支えています。季節になると全国から釣りファンが訪れます。アユと川辺川は観光の目玉であり地域の経済を支えています。
自然の護岸 日本全国の川がコンクリートの川に変貌する中、自然の護岸を残したまま蛇行する川辺川は、五木や相良の山村の風景に魅力をあたえています。自然がくれた贈り物です。
クマタカが舞う空 クマタカが生息する環境は、人間の暮らしを支える自然がまだあることを教えてくれます。しかし「絶滅危惧種」であるクマタカにとっては川辺川周辺ですら、すでにぎりぎりの環境となっており、将来が心配されます。
生物の宝庫 ダムの事業区域とされる範囲にでも植物種847種、鳥類84種など2711種の生物種が確認されています。周辺の豊かな生物相が川辺川の魅力と川の恵みを支えているのです。
貴重な洞窟 五木村頭地(とうじ)の北、九折瀬(つづらせ)洞窟は、五木最大の洞窟でコウモリの生息地となっています。洞窟生物には固有種や希少種が多く、ここにしかいない絶滅危惧種もおり、学術的に貴重な洞窟といわれています。
山村の歴史と文化 五木村頭地周辺は縄文文化の栄えたところ。深い山々に囲まれて、生活してきた人々の暮らしは、独特の歴史と文化を創りあげてきました。学術的にも貴重な文化の片鱗があちこちに残ります。「五木の子守唄」も、この歴史が作り上げてきたのです。
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