子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会
ニュースレター第5号 平成9年(1997年)9月12日発行



(9/17未明は皆既月食です)


         ☆★ 発足一年をふりかえって ★☆

 「県民の会」が発足して早くも一年が経ちました。この間、会員の皆様を始め
様々な方のご支援を頂いてまいりました。おかげさまで会の活動も順調にその輪
を広げつつあります。この場を借りてお礼申し上げます。
 会が結成されたそもそものきっかけは、川辺川ダム事業審議委員会が、住民の
参加を拒否し続け、一方的な形で「答申」が出されたことにあります。この一年
間は、国民の財産である清流を未来の人々に引き継ぐことの意味の大きさと、本
来あるべき姿としての自然と人々の暮らし、そしてその尊厳を守る重みを伝える
ための地道な活動の連続でした。また、ここ数年の世の中の流れは確実に大規模
公共事業見直しの方向に進んでいます。
 ところで、毎月このようにニュースレターを発行し、また毎月定期的に開いて
いる定例会(第一火曜日秋津レークタウンクリニック)、勉強会など、多くの方
々との情報共有の場を設けていますので、どうぞ、どしどしご参加ください。お
待ちしています。
                        平成9年9月12日
                            國徳 恭代



 ◇ 特集:8/27省庁要請活動(霞ヶ関)
 ◇ 8月〜9月報告 新聞の切り抜き
 ◇ 10月〜11月の活動案内
 ◇ 事務局からのお知らせとお願い 編集後記

●●報告(8月〜9月)

○【8月10日】ダム審答申1周年シンポジウム

 8月10日、川辺川ダム事業審議委員会の答申1周年に合わせ、川辺川ダム事
業とダム行政を考えるシンポジウムを人吉商工会議所で開催しました。わずか2
週間という短い準備期間だったにもかかわらず、会場は約80名の参加者で満席
となりました。
 各パネラーは、「ダム審は住民の意見を取り入れる場でも、ダム計画の妥当性
を科学的に検証する場でもなく、行政側の主張のみを取り入れ、事業継続を表明
させる場でしかなかった」(手渡す会・原豊典さん)、「治水計画の問題点を指
摘したが、取り上げられなかった」(ダム審に参考人として出席した毎日新聞記
者・福岡賢正さん)、「ダムサイト予定地は地質に問題がある」(元熊大教授・
松本幡郎さん)などと指摘。会場からも活発に意見が出されました。
 なお、開催に先立ち「手渡す会」などの地元市民グループは、建設省に担当職
員の出席を求めましたが、建設省側は出席を拒否。
 これに対し8月8日、川辺川工事事務所に対し「出席の断りに対する質問状」
と「住民との話し合いの場の設定を求める要望書」を提出。さらに亀井建設大臣
に「地域住民の意見を聴くことを求める要望書」を郵送しましたが、いまだ何の
回答もありません。
(緒方紀郎)


○【8月30日・31日】川辺川現地調査会

 夏休み最後の週末となった8月30日、利水裁判原告団を中心とする実行委員会
による川辺川現地調査会が開催されました。初日30日はマイクロバス3台(結局
乗りきれませんでした)を準備しての現地調査と夜は権現河原でのバーベキュー
大会。翌31日は討論集会の後、陸上と水上(カヌー)からのパレードと盛りだく
さんな内容でした。両日とも予想を上回る参加者を集め大成功の内に終了しまし
た。

(1日目)
 今回スタッフとして参加しましたが、初めて現地を見学された方が川辺川ダム
計画の規模の大きさに驚かれていた様子が印象に残っています。またバーベキュ
ーの準備の合間に泳いだ川辺川の楽しさは格別でした。一見穏やかに見える川も
流れに浸かってみると予想以上の力強さで水が流れています。透き通る水、丸く
なった河床の石、対岸の鳥の声。こんな贅沢な時間があっていいんだろうかと思
いました。
 夜の交流会も大変な盛況で、原告の方の自宅に泊まるコースも用意されており
参加者それぞれ十分夏の終わりを満喫された様子でした。

(2日目)
 翌朝、討論集会の会場は満員でした。椅子が足りずに急遽演壇前に並べられた
程です。短い時間ながら手際よく討論は進行し、日本の大規模公共事業の不合理
さについての鋭い指摘が相次ぎました。「川辺川ダム事業に既に投入された1300
億円ってどれくらいのお金だと思いますか?人吉市の全世帯1万戸に1300万円づ
つ(!)ばらまくのと同じ金額なんです。これだけあればダムに頼らない治水が
可能です。」(毎日新聞の福岡賢正さん)
 これから更に2000億円も投入するダム計画とは一体何なのでしょう。
「現在の日本の大規模公共事業はブレーキのない車と同じ」(梅山究原告団長)
「地域復興の視点が必要である」(板井優弁護団長)。また会場からは「出馬を
!」という壇上の緒方俊一郎氏への呼びかけもあり、会場が沸く場面もありまし
た。他にも相良村議の茂吉隆典さん、川漁師の吉村勝徳さんから興味深いお話を
聞く事ができました。
 討論集会後のパレードには水上で待ちかまえていたカヌーによる参加者が合流
し、橋の上と水面で参加者が交差する場面は、好天にも恵まれてなかなかの見物
となりました。
 この集まりを通じて原告団弁護団のみなさんや、支援する会を始め関連団体の
みなさんと交流がもてた事は幸運であったと思います。また強引に進められよう
としている川辺川土地改良事業が、対象農家のみなさんにどれだけ多くの不安と
負担を強いているのか直接お聞きして、この問題の深刻さを改めて認識しました。
この事業は暴力そのものであると思います。
(川本正道)


○【9月3日】利水裁判第4回公判傍聴記

9月3日、熊本地裁で利水裁判(国営川辺川土地改良事業の変更計画に対する異議
申立ての裁判)があり、県民の会から、顧問の松本先生、副代表の中島さん、事務
局の矢次さん、大畑が参加しました。

12:45
裁判所に到着。既に60名ほど集まっている。今日も傍聴券がハズレるかも知れない
と、悪い予感。

13:00
集会が始まる。正門の両脇に原告と支援団体とで(個人も)陣取る。ところが、私の
前で、数人の男性が、横断幕を広げはじめた。新しい横断幕でも出来たかな、とよ
く読んでみると、「国営川辺川土地改良事業の早期実現を!」となっているではない
か。聞くと、「私たちは推進派です、ここに居ると推進に見られますよ」とか細い声
で答えてくれた。私たちと意見を異にする人々は、ほとんど元気が無い。紳士的に、
みんなで移動。残された推進派の陣は数人だけになってしまった。

13:15
傍聴券の抽選開始。既に希望者が120名ばかりに膨れ上がっているではないか。
これでは外れること間違いなし、と心の準備。前回、本抽選にもハズレ、敗者復活
戦にも外れた実績があるので、まず無理だろう。私の前の5人が連続して当たり(先
が赤い棒)、そして私は外れた。

13:30
入廷開始。もちろん私はお見送り、の筈だったが、陳述する原告の分(傍聴券は不
要)をいただいて、無事入廷。いつも、傍聴券が外れてもちゃんと入廷できます。
だから、外れても諦めずに、法廷入り口近くをうろうろすることです。このてで、
過去3回入廷を果たしました。

13:40
裁判開始。いつもは淡々として、一方的に弁護団、原告の陳述が開始されるのだが、
この日はちがった。ドラマのように原告弁護団と農水省側とのやりとりがあった。
●署名について本人のものか、第三者のものか区別出来ない
●印鑑は本人のものという認識をしている(ややこしい言い方)
というような、同意書の成立の根幹にかかわる重要な手続きが曖昧なのだ。傍聴席
から失笑。国の代理人も苦笑い。

13:50〜14:50
農民の陳述開始。それぞれ、異口同音に「事業が中止される為の」同意に印鑑を押し
て(貸して)くれ、ということだった。集団詐欺を国家予算を使ってやってしまった、
という印象を再度強くした。

次回は、12月3日13時30分から熊本地裁で開かれます。同意書の成立要件の認否を
めぐっての、農水省側との対決が見れると思います。ぜひご参加を!
(大畑 靖夫) 


○【9月9日】県民の会9月の勉強会&来月の勉強会のご案内
 勉強会を定例化しても今回で3回目。昨年の第1回勉強会から数えて4回目とな
りました。今回は球磨川漁協理事の塚本庄司さんをお招きして球磨川川辺川の話、
鮎の話、漁協の話等、大変興味深い話をお聞きしました。ありがとうございました。
詳細は紙面の都合で次号においてご報告致します。ちなみに来月10月14日は、五木
村村議の田中雄士さんにお話を伺います。みなさん、ふるってご参加ください。
(詳細はイベント案内を御覧ください)



●●【特集】8/27省庁要請活動(霞ヶ関)

 各省庁を回った際の議事録を別頁に添付しました。中央官庁でのやりとりは
実際にはどういう感じで行われているのか?その場にいなかった人でも追体験
できる貴重な記録です。紙面の都合で小さい書体となりましたが、ぜひ御覧に
なって下さい。

○【8月27日】省庁回り報告
 26日夜は県民の会の首都圏の会員の方に集まってもらい、懇親会を開催しました。
急な呼びかけにもかかわらず、延べ15人もの方々に参加してもらうことが出来まし
た。どうもありがとうございました。自己紹介から始まり、初対面の方も親交が深
まったと思います。最後には県民の会の東京支部を作ろうということで大いに盛り
上がりました。

 27日はいよいよ省庁回り本番です。代表の國徳以下県民の会6名と、美しい球磨
川を守る市民の会1名からなる川辺川ダム問題・要請団を結成し、建設省、農水省、
環境庁、大蔵省を訪れました。また水源開発問題全国連絡会(水源連)の遠藤さん
には同行していただき、日本自然保護協会の日野さんと各省庁毎に国会議員または
議員秘書の方には立ち会ってもらいました。

 最初の建設省では河川局河川開発課の大西課長補佐に「川辺川ダム本体工事関連
予算の概算要求の撤回を求める要請書」を手渡して、それから質疑応答に入りまし
た。特にダム審、治水について議論しましたが、お互い主張は平行線のままでした。

 その他、市房ダムとの統合管理はやるかどうか決まっていない。ただ、管轄が県
と国で違うし、80年に一度以上の大雨が降ったら、同時放流の危険も含めて、どう
なるか分からない。五木の具体的な振興策は代替地以外何もない(なのに工事だけ
はやる)。利水裁判中でも工事はやめない、などと建設省の一方的な主張を展開す
るだけで、私達の意見に耳を貸すそぶりは見えませんでした。

 農水省は構造改善局水利課・中沢課長以下計5名と会見し、「国営川辺川土地改
良事業の来年度予算の概算要求を行わないことを求める要請書」を手渡しました。
質疑応答では、もっと農家の声を聞くべきだという私達の意見に対して、利水裁判
が係争中だから、何も言うことはない。農家の申請があったから、法に従って土地
改良事業はやっているなどと、こちらも農水省の一方的な主張を繰り出すだけで、
市民と対話する姿勢すら感じられませんでした。また、総費用600億円の利水事業
の効果金額やダム審に九州農政局が回答した内容は具体的には聞けませんでした。

 私たちは人吉球磨地方の農家回りをしてきて、厳しい情勢に置かれている農家の
現実や利水事業の抱える多くの矛盾を見てきました。そのことがこの日の要請行動
につながった訳ですが、あまりにも話し合う姿勢の見えない農水省には大いに失望
しました。

 環境庁では自然保護局野生生物課の小林課長と会見しました。もっと、清流川辺
川のクマタカや自然を守るように動いてくれと要請しましたが、クマタカは営巣地
と工事箇所が3キロ離れていると建設省が言ってるから問題ないだろう。アセスや環
境庁長官の現地視察などは、川辺川には環境庁の権限がないから、動けないなど、
こちらも私達の期待を裏切る回答が返ってきました。

 最後は大蔵省です。主計局勝主計官と中井主査に「川辺川ダム事業本体工事への
る前で、私達の説明も聞いてもらいました。ダム事業は建設省、利水事業は農水省
に聞いてみるとの回答もありました。今後も大蔵省には川辺川ダム問題の資料を送
って、ダム事業と利水事業の問題を知らせていきたいと思います。

 省庁回りのあと、建設省記者クラブで記者会見を行いました。7社の記者に対して
この日の報告を行いました。川辺川ダムについては基本的な質問が出るくらいで、
中央での川辺川の知名度はまだまだだと感じました。

 以上がこの日の報告です。今後は、今回できた東京とのつながりを生かして、こ
の問題を中央に訴えていく作業が必要になります。また、9月になって建設省と農
水省からは対話したいという接触がありました。しかし、すぐ会ったりすると、向
こうの実績作りに利用されたりする恐れがありますので、慎重に動きたいと思いま
す。今回特に急な呼び掛けにもかかわらず、懇親会や省庁回りに駆けつけて下さっ
た首都圏の会員の方々にはお礼申し上げます。これからも皆さんと共に、川辺川を
全国的な問題にしていきたいと思います。
(土森武友)

○【8月27日】要請活動同行記
 8月26日、県民の会代表の國徳さんと始めてお会いしました。奇しくも、当日の全
国紙に「ダム中止・凍結」との見出しで建設省の発表が掲載されました。ようやく
建設省も軌道修正かと思いきや、どこを探しても「川辺川」の名前が見当たりませ
ん。この発表は、マスコミ対策・国民受けを狙った「プロパガンダ」と思いました。
熊本県民を馬鹿にした話です。決して騙されないように、川辺川ダムの無謀な計画
を明らかにしなければなりません。

 この日は、エネルギッシュな國徳さんと時間の許す限り代議士への陳情をしまし
た。一般的な感想として、各代議士とも、曖昧で瀬踏みの様子を感じました。
 27日は他の県民の会の方々と一緒に建設省を皮切りに、農水省、環境庁、大蔵省
の順で陳情・対話をしました。

 対応された各省庁の役人の方は、それぞれの話の内容にニュアンスの違いを感じ
ても、「川辺川ダム」推進での基本的な姿勢の変化を感じとることは出来ませんで
した。ただ、個人的見解ですが、役人の中には対話中に多少動揺してる方も見受け
られ、巨大組織の中の一役人の苦悩が見えました。

 県民の会の方々の核心を突いた質問には答えに窮する場面もありました。が、最
後は官僚的逃げ口上「調査します。善処します」の常套手段です。省益を代弁する
彼らは精一杯の抵抗を見せながらも、時代の変化を敏感に察しているはずです。そ
の証明を熊本県民の結束と、行動で示す時が来ていると思います。
(古川孝瑞)



        ☆★ 県民の会9月〜11月の活動予定 ★☆

■ 10月の定例会 ■
●日時:10月7日午後7時(どなたでもご自由に参加していただけます)
●場所:秋津レークタウンクリニック2階会議室

■ 10月の勉強会 ■
●日時:10月14日午後7時
●場所:国際交流会館第2会議室
●内容:五木村村議田中雄士さんに五木村の現状についてお話して頂きます。

■ 川辺川鮎食い大会 ■(予定)
●日時:10月19日時間未定
●場所:権現河原か中川原公園(詳細は次号ニュースレターでお知らせします)

■ 11月の定例会 ■
●日時:11月4日午後7時(どなたでもご自由に参加していただけます)
●場所:秋津レークタウンクリニック2階会議室

■ 第10回「森と自然を守る全国集会」川辺川現地見学を担当 ■
●日時:11月16日(日)〜17日(月)
●場所:16日午後5時30分、人吉旅館に集合。翌日現地見学。
●内容:目的−川辺川の清流及び山岳の自然景観を見る
 (1)球磨川・川辺川の合流点。
 (2)市房ダム。ダム下流の死んだ球磨川、ダム湛水地の荒廃状況。
 (3)川辺川ダムサイト。工事関係で上の道路より見る?
 (4)原石山予定地。クマタカ生息地。    
 (5)大阪間構造線(五木村板木)。古生代石灰岩と中生代砂岩の境界。
 (6)頭地代替地。安全だといえぬ軟弱火山灰層。
 (7)五木ダムサイト。スランプ構造。時間があれば、泉村久連子の久連子鶏を見
    る。

■ 県民の会主催 鷲見一夫氏講演会 ■
●日時:11月30日(日)午後1時〜4時
●場所:NTT会館
●入場券:前売り800円(当日1000円)
●内容:未定
●鷲見一夫氏略歴:横浜市立大学教授時代から、援助による途上国の環境破壊と人
権侵害に注目。世界各地の現場を視察し、様々な方面へ発言している。
著書に『嫌われる援助』(築地書館)、『ODA援助の現実』(岩波新書)
訳書に『三峡ダム』(築地書館)がある。現在、新潟大学法学部教授。



         ☆★ 事務局からのお知らせとお願い ★☆

●口座開設のお知らせ
 2つの口座を新たに開設致しました。合計で3つの口座になります。
どうぞよろしくお願いします。

 熊本ファミリ−銀行
  水前寺支店 口座番号 2041460(川部岬)
 熊本県 上益城農業共同組合
  上野支所 口座番号 0000655 県民の会 会計 川部岬
 熊本県労働金庫本店営業部
  口座番号 2957236(川部岬)

●カンパのお礼
 先日の省庁要請活動に関連して、10万円もの匿名のカンパを頂きました。ほんと
うにありがとうございました。また美しい球磨川を守る会(八代)からもカンパを
頂きました。重ねてありがとうございます。今回の活動の交通費に充てさせて頂き
ます。

●日本自然保護協会のご紹介
 日本自然保護協会は、生態系と生物の多様性の保存を目的に科学的な調査データ
に基づいた提言をおこなう民間の自然保護団体です。県民の会は発足当初より保護
部長横山さんを始め日本自然保護協会の皆様から貴重なご助言とご支援を頂いてお
ります。先日の省庁回りでは立会人にもなって頂きました。県民の会オリジナルの
カワセミステッカー(axera.inc提供)を協会のクリスマスフェアで販売して頂く
事にもなっています。年会費は5000円との事です。詳しいパンフレットが事務局に
用意してありますので、御希望の方はご連絡下さい。また直接お問い合わせ頂いて
も結構です。
(財)日本自然保護協会 〒102 千代田区三番町ビル3F 
TEL03-3265-0521 FAX03-3265-0527



               【編集後記】

○8月27日の要請行動で感じたこと、それはこの日本では市民一人一人の自己決
定権がなく、全て官僚の手に委ねられているということです。元々私達のお金であ
った税金の使い道についてなぜ役人に頭を下げてお願いしないといけないのでしょ
うか。官僚の官僚による官僚のための政治を打破し、真の民主主義を確立しなけれ
ばいけないと感じました。
 閑話休題、最近路面電車が見直されています。特に欧米ではLRTと呼ばれる床
が低くて、高齢者や車イスの人でも楽に乗れる素晴らしい車両が多くの都市で走っ
ています。日本でもダムなどムダな公共事業に使うお金があったら、そのお金をも
っと路面電車の普及に使ってほしいものです。その方が多くの人に喜ばれるはずで
す。今年11月、アメリカの路面電車の視察に行って来ます。興味のある方は、下
記までご連絡を。(T)
(0968-72-5604 土森)
 
○何事も計画的にするのが苦手ではありますが、県民の会の活動は計画的にやらな
いと、方々に迷惑がかかってしまいます。来月のニュースレターは10月9日発送と
いう計画ですんなり出したい(ものです)。ご意見ご要望お待ちしています。(川)