県民の会からのコメント

@ 4年前の県議選時の回答数7に比べると、今回の回答数の増加はこの間の反対運動の
  成果によりダム問題が県政の中でも重要な争点になったことを反映したものである。

A 自民党からの回答が増えている(前回1、今回11)

B 八代市区の立候補者からの回答が少ない(5名立候補予定なのに2名しか回答がない)

C 現職は賛成10、反対6、どちらでもない・不明が2、新人は賛成2、反対12、
  どちらでもない・ノーコメント3で、現職は賛成が多く、新人は反対が圧倒的。

D 賛成派の回答の特徴

 ・ただ「決まったことだから」というだけで、具体的なダム賛成の理由を述べていない。
  また、ダムの必要性がなくなったという時代の変化を理解していない。

 ・治水代替案に反対する理由も述べずに、ただダム案がいいとしか言っておらず、
  回答になっていない。

 ・ダムによる環境への悪影響は認めているが、それに対して具体的にどう対処するのか
  述べている回答は少ない。

 ・1兆円以上の負債を抱える熊本県の財政危機を招いた責任は、県議にもあると思うが、
  その財政危機をどう解決していくのか、具体策が何もない。ダム建設によってさらに
  負債が増えるのは明白なのに、それをどう克服すべきか述べるべきである。

 ・五木村や相良村の振興策も、ただ進めるべきだと述べるだけで具体案を述べている回
  答は少ない。

  以上、全く無責任な回答と言わざるを得ない。

E 回答を返さなかった候補者に対して

  ・県民への説明責任を果たそうとしない態度であり、全く理解できない。