【赤池嗣矢氏 (58) 新人 からの回答】
1.川辺川ダム計画について→反対
理由:計画から37年も経て、生活、経済、農業情勢も当初とは比べものにならない程
変化している。利水面では、農家自体が水は不要と裁判も起こしているし、水害体験
者もダムが出来たらかえって危険だと主張されている。現在の大型公共事業のあり方
も問題で、このような地方でも大手ゼネコンが主体で、地元企業は子請け孫請けであ
る。もっと地域密着型の真に地元のための公共事業であってほしい。環境破壊もひど
く、現地の新道を行くと、山肌を削り取った風景は緑の自然の中で痛々しく感じられ
る。
【岩井実氏 (63) 現職 からの回答】
1.川辺川ダム計画について→賛成
理由:川辺川ダム建設が決定する時点で、五木村民は反対運動を起こしたにもかかわ
らず、人吉市民は関心を示さなかった。それが近年ダム本体工事の着工を目前にし
て、反対運動の輪が広がっている。私もダムは無いに越したことはないと思いながら
も、現在に至るまでの経過と、この騒動の渦中に置かれている五木・相良村の人達の
やり場のない心情を察する時、人として今更反対は出来ない。反対を唱える人達の気
持ちも理解は出来るが、自分を当事者の立場と置きかえてみた時どんな心境になるか
ということも考えてほしい。ダムが出来れば川が汚れると言われるが、私は多方面か
ら研究しつくされて築造されるダムによる汚染は無に等しいと信じている。それより
も、汚染の原因は、牛豚等の糞尿や多種類の洗剤等のたれ流しこそが大であると思っ
ている。
【岩永国武氏 (58) 新人 からの回答】
回答待ち
【上原義武氏 (68) 現職 からの回答】
1.川辺川ダム計画について→反対
理由:川辺川ダムの計画発表以来30数年間、国土交通省(建設省)は我々、流域住民に
対し球磨川の洪水災害について、ズサンな災害資料を基に、いかにも川辺川ダムを建
設することによって洪水災害から人命を救えるかのような説明を行ってきました。し
かし、過去の球磨川洪水の氾濫による死亡者は1名であり、数百人の死傷者云々は川
辺川ダムがあっても救えない事が県議会などで明らかになりました。また河川環境の
悪化で観光価値が低下し、それに加えて市房、川辺川両ダムの同時放水が行われた場
合、人吉市街地は全滅となる恐れがあります。よって私は、川辺川ダム建設に反対し
ます。
【大柿長太氏 (68) 現職 からの回答】
回答待ち
【笹山きんご氏 (45) 新人 からの回答】
1.川辺川ダム計画について→その他
理由:五木村の人々が、ダム反対闘争をしながら、苦渋の選択でダム建設を受け入
れ、新しい村の再生を目指してきたこれまでの経過を考えると難しい問題です。私自
身自治体職場で働いており、組織の推薦を受けた立場もあり、同じ自治体職場で仕事
に携わった多くの仲間もいます。しかし、今の緑豊な自然環境は大切に守らなければ
ならないし、未来の子どもたちのためにも後世に残していかなければいけないと思い
ます。又、住民の意志は大切に反映されるべきであり、住民投票等の要求があれば民
意を問うためにも実施されるべきだと思います。
【さとう周平氏 (47) 新人 からの回答】
1.川辺川ダム計画について→反対
理由:川辺川ダム建設に反対です。もうこれ以上、自然破壊を認める事は出来ませ
ん。又、この財政難の中、多大な出費(税金)には、納税者として納得いきません。
今からでも、公共事業代替案(具体的には護岸工事や、みどりのダム建設等)は、お
そくないと思っています。人間の文化、文明は、川にそって発展して来た事、人の心
をも育む自然の恩恵、これらを否定する行為は、いつか多大な損失を生む事だと確信
します。又、このダム建設予算の1割でも、福祉財政や商業活性化事業に計上して欲
しいものです。
【下田代勝氏 (65) 現職 からの回答】
回答待ち
【寿福政明氏 (56) 元職 からの回答】
立候補とりやめ
【杉本仙一氏 (61) 現職 からの回答】
回答待ち
【杉本春夫氏 (54) 現職 からの回答】
1.川辺川ダム計画について→賛成
理由:国が国土並びに国民の生命、身体及び財産を災害から保護するためにダム建設
を計画したことに賛成です。
【大王英二氏 (45) 現職 からの回答】
回答待ち
【立山勝徳氏 (67) 現職 からの回答】
1.川辺川ダム計画について→反対
理由:公共事業は、何のために、誰のために行うのか。それは住民のためである。川
辺川ダム問題は、住民のための治水、利水であり、その手法は出来るだけ自然や環境
に負担が少ない手法を選択すべきであり、大規模な自然破壊、環境破壊を伴う巨大ダ
ムの建設ではない。今こそ国も県も各自治体もダム建設中止の勇気ある決断をするべ
きと思う。
【田中哲氏 (54) 新人 からの回答】
回答待ち
【田中照久氏 (61) 現職 からの回答】
回答待ち
【谷岡徳雄氏 (56) 現職 からの回答】
1.川辺川ダム計画について→
理由:私は、平成13年3月定例議会での「環境影響調査の実施を求める意見書」案
に賛成し、6月議会での「ダム本体の早期着工を求める意見書」案に反対し、9月臨
時議会では「住民投票条例の制定」を求める議案に賛成しました。今もその立場であ
り、考えに変わりはありません。市議会に「川辺川ダム問題調査特別委員会」が設置
され、その後「川辺川ダム問題対策特別委員会」へと発展し、各種活動が展開された
経緯を知る一人として、現在の見直し論、反対論の盛り上がりは当然の結果として違
和感なく受け止めています。将来に亘って禍根を残さないためにも「ダム建設」は見
直されるべきだと思います。
【仲村勝治氏 (60) 新人 からの回答】
1.川辺川ダム計画について→その他
理由:川辺川ダム建設については、住民の意見が反映されていない。これまで意見を
言う機会もなく行政側からの情報のみだった現在、県主催による討論集会がなされダ
ムに対する住民の考え方が計画とは違っているので、住民の総意がどうなのか、住民
投票が必要と考える。
【永山芳宏氏 (46) 新人 からの回答】
回答待ち
【原とよのり氏 (58) 新人 からの回答】
1.川辺川ダム計画について→反対
理由:川辺川ダム問題は計画から37年もの間、曲折を経ていますが、治水、流水の
正常な機能の維持、発電、及びかんがいの4つダムの目的は完全に破綻しています。
のみならずダム放流による治水面での害悪、鮎漁や球磨川下りへの致命的な打撃を伴
う河川環境の悪化、八代海の漁業へのダメージ、そしてダム湖への堆砂やダムサイト
周辺の地滑り山腹崩壊の危険など、流域住民の生活と環境に対する深刻かつ広範で永
久的な悪影響は計り知れません。であるのに国民の巨額の税金を浪費し、県の財政を
限界まで悪化させる事業ですから、国民に対する犯罪的行為というべきものです。即
時事業を中止し、道路や五木の再生に向けての予算措置を別枠で確保すべきです。
【福田直彦氏 (58) 新人 からの回答】
1.川辺川ダム計画について→反対
理由:父なる山、母なる川、広々と広がる大地。それらは天が我々に与えた、破壊を
許されない天恵であります。祖先たちはそれらを恐れ、神々を奉り、信仰してまいり
ました。電気のない社会は創造もつきませんが、これからは水力発電ではなく、もう
一つの無限の天恵である太陽熱エネルギー発電に転換し、火力発電用の原油を中東に
依存しないで、この方面での技術で国の経済の発展を望むところです。国が800兆
円もの借金漬けの時、さらに国債「借金」を上乗せしてはなりません。我々の子々
孫々たちが負わされるのです。よって、川辺川ダムの本体着工を断固阻止するために
は、「しがらみ」のない議員が大多数を占める市議会にしなければならないと思いま
す。
【福屋法晴氏 (49) 新人 からの回答】
回答待ち
【藤原宏氏 (68) 新人 からの回答】
1.川辺川ダム計画について→反対
理由:川を塞き止めること自体、自然の掟に反する。独善的な人間中心主義が相互依
存、共存共栄の自然体系を破壊し、その結果、人間は自分自身を破滅に追い込もうと
している。ダムは自然環境を破壊するだけでなく、必ず埋まり災害源となる。既存の
ダムもできるだけ早く取り壊して、元の自然を回復すべきです。
【別府靖彦氏 (49) 現職 からの回答】
回答待ち
【三倉みち子氏 (62) 新人 からの回答】
1.川辺川ダム計画について→その他
理由:賛成意見・反対意見とも理解できますが、市政はダム問題だけではないと考え
ます。私がこのたび立候補したのは、今問題になっている少子高齢化・教育・食の安
全等の対策に対して、今迄の経験や知識を生かして、市民の側に立った行政となるよ
うに議会を通して貢献したいと考えたからです。ダム問題については、今回の選挙を
とおして市民との対話の中で勉強して判断していきたいと考えています。
【蓑毛正勝氏 (56) 現職 からの回答】
回答待ち
【本村令斗氏 (42) 現職 からの回答】
1.川辺川ダム計画について→反対
理由:ダムが建設されれば、水質日本一の川辺川は失われ、アユや球磨川下りなど人
吉の観光に大きな悪影響を与えます。国土交通省の計画まで球磨川の川底を掘削すれ
ば、治水の上でも川辺川ダムはいらないことが明らかになりました。予想以上の雨で
ダムが満杯になれば、ダムは何の役にも立たないどころか、放流による急激な水位上
昇でかえって危険です。これに比べ河床掘削などの対策は、どんな雨でも被害を減少
させる効果があります。またダム建設は、大手ゼネコンで行うので、地元への経済効
果はわずかですが、河床掘削などの治水対策は、地元の業者で請け負うことが出来ま
す。川辺川ダムは中止して、河床掘削などの総合治水対策を行うべきです。
【森口勝之氏 (52) 新人 からの回答】
1.川辺川ダム計画について→賛成
理由:国策である川辺川ダム建設については、小泉純一郎内閣総理大臣が、就任時の
所信表明演説において「川辺川ダムについては計画通り推進して参ります」と明言さ
れておりますので、現在の政権が転覆しない限り予定通り推移してゆくも考えられま
す。尚、川辺川球磨川流域の治水対策についてはダム建設に反対の立場の方々もお認
めになっているものと思われます。それはダムに対する代替案を公表されている事で
も明らかです。そこでその代替案をみてみますと、市内堤防のかさ上げ、河床掘削、
遊水地の確保等が主な柱となっている様ですが、観光立市を標榜する人吉市にとって
はいずれも負の要因となってしまう懸念があると考えます。(特に「胸川の改修に
よって流域の温泉が枯れた」という事もある様ですので、河床掘削による泉源への影
響も懸念事項の一つであると考えます。)
【山下幸一氏 (64) 現職 からの回答】
回答待ち
【吉村勝徳氏 (54) 新人 からの回答】
1.川辺川ダム計画について→反対
理由:@最初からダムありきの数字でごまかしてあり、調査すればするほど、ダム建
設の理由が後からくっつけられたものだとハッキリわかる。A私が知る限り、全国で
ダム完成後に下流で栄えている町や村はない。B市房ダムでも管理ミスによる大水害
を起こしながら、その事実を認めていない。このうえ、市房ダム(国交省が言う「小
さなダム」)の3倍以上の大型ダムを造るとなれば、より複雑となる流量管理などで
きる訳がない。ダムができることでかえって水害が増える。C近年では堤防の整備、
河川改修などが進み、ダムによる流量管理の必要がなくなっている。Dもし川辺川ダ
ムの非常用放水門から放流があった場合、下流の人吉市は壊滅的な被害を受ける。
|