【5区】・橋田芳昭氏(44)共産新
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1)治水、利水、発電といずれの建設目的も破綻しており、ゼネコンのためのムダな
公共事業であることがますます浮きぼりになっています。川辺川ダムはきっぱりやめ
るべきです。

2)不充分と指摘されてきた閣議決定にもとづく環境アセスメントすらやらずにダム
建設を強行してきたこと自体が大きな問題です。こうした中、環境アセス法は制定さ
れたわけで、こうした環境アセス法をふまえて環境アセスメントを実施するのは当然
です。

3)「第二のトキ」をつくらないために、クマタカをはじめ希少生物の生息環境の保
全をはかることは、法律上も国に責任が明記されています。とくにクマタカは、食物
連鎖の頂点に立つ鳥であり、その地域の健全な自然が残っているかどうかの証拠とな
る鳥であるとの認識を持っています。

4)@多くの方と力を合わせ、川辺川ダム建設をやめさせる立場でがんばります。

 A日本共産党は、1997年10月9日、県庁で記者会見をし、ダム建設が中止となった
場合の五木村の再生、復興にむけての提案を発表しています。この提案では、五木村
の再生、復興には国が責任を負うことを明確にし、五木村を「緑のダムづくり」の拠
点にすることなどを述べています。

5)川辺川ダム建設によって、日本一のアユ、くま川下りなど漁業、観光への影響、
八代の干潟への影響と沿岸漁業への影響が考えられるなど、むしろ、ダム建設によっ
て経済的損害があることを重視すべきです。

熊本5区候補 はしだ芳昭(日本共産党)
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