国営川辺川総合土地改良事業に関する公開質問状
(川辺川利水訴訟原告団)
                            潮谷義子


1.係争中の部分もあり今後の裁判の推移を見守ることとし、現時点で
軽々にお答えすることには慎重でありたい。

2.国際化・高齢化が進む中、地域特性を生かした農業振興をどう図っ
ていくか、また、県?や環境の保全など農業の有する公益機能をどう維
持していくかなどが大きな課題であると考えている。
  農業は、地域社会の基盤となるものであり、命につながる産業。農
業・農村の活性化は、地域の在り方、地域文化、高齢化や介護の問題、
少子化や子育ての問題、あるいは男女共同参画社会の観点など、幅広く
見ていくことが大切である。今後、温存された熊本農業の力を引き出し
ながら、生活者の観点から農業の振興を図っていかなければならない。
担い手・生産・流通対策などを総合的に進めていくとともに、 「くまも
と21農業振興運動」 を基本に、「顔が見える農業づくり」 「高品質低コ
ストの売れる農産物づくり」 を進めていくべきだと考える。

3.現時点では、農家負担金の徴収は難しいのではないかと思う。




※注 判読不能個所に ? を入れています。(Web担当)