2000年3月25日 △△△△ 様様 清流球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会 会長 池井 良暢 川辺川ダム問題に関する公開質問状 参院熊本選挙区補欠選挙に際し、日本一の水質を誇る清流川辺川におけるダム建設問題 について、候補者の皆様方にご質問致します。 (1)莫大な経費を要しながら、治水・利水・発電など様々な面で問題が提起されている 川辺川ダム計画について、どのようにお考えですか。 (2)川辺川ダムは、計画が古いという理由だけで環境アセスメントが実施されていない ことを、どのようにお考えですか。 (3)川辺川ダム建設予定地周辺には、クマタカをはじめ多くの稀少生物の生息が確認さ れています。また、九折瀬洞窟という学術的にも貴重な場所が存在します。これらの生物 の生息環境の保全について、どのようにお考えですか。 (4)今後の五木村の地域振興策について、どのようにお考えですか。 @ダム建設がこのまま継続となった場合。 Aダム建設が中止となった場合。 (5)国や地方の財政が非常に逼迫している中、総事業費2650億円、農業利水など関 連事業を合わせると4100億円にも上る川辺川ダム事業の費用対効果について、どのよ うにお考えですか。 質問は以上です。お手数ですが、4月3日までに書面にてご回答ください。 頂いた回答はマスコミへ配信し、インターネットでも公開させて頂きますので、予めご了 承下さい。よろしくお願い致します。 ※お問い合わせ先 清流球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会 事務局長 重松隆敏 熊本県人吉市北泉田町214−3 TEL/FAX.(0966)22−3917 |