2000年3月21日 ○○○○ 様 清流球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会 会長 池井 良暢 川辺川ダム問題に関する公開質問状 熊本県知事選挙に際し、日本一の水質を誇る清流川辺川におけるダム建設問題について、 候補者の皆様方にご質問致します。 (1)莫大な経費を要しながら、治水・利水・発電など様々な面で問題が提起されている 川辺川ダム計画について、どのようにお考えですか。 (2)川辺川ダムは、計画が古いという理由だけで環境アセスメントが実施されていない ことを、どのようにお考えですか。 (3)川辺川ダム建設予定地周辺には、クマタカをはじめ多くの稀少生物の生息が確認さ れています。また、九折瀬洞窟という学術的にも貴重な場所が存在します。これらの生物 の生息環境の保全について、どのようにお考えですか。 (4)今後の五木村の地域振興策について、どのようにお考えですか。 @ダム建設がこのまま継続となった場合。 Aダム建設が中止となった場合。 (5)県債発行高は1兆円を超え、昨年度の公債費負担比率は全国ワースト3位に陥るなど、 熊本県の財政は非常に逼迫している状況ですが、580億円を県が負担する川辺川ダム事 業の費用対効果について、どのようにお考えですか。 質問は以上です。お手数ですが、3月30日までに書面にてご回答ください。 頂いた回答はマスコミへ配信し、インターネットでも公開させて頂きますので、予めご了 承下さい。よろしくお願い致します。 ※お問い合わせ先 清流球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会 事務局長 重松隆敏 熊本県人吉市北泉田町214−3 TEL/FAX.(0966)22−3917 |