2022.5.2更新


球磨川・川辺川の水害はダムでは防げない!
命も清流も守れない「穴あきダム」はいらない!

2022年5月6日(金)17時まで、
「球磨川水系河川整備計画(原案)」への意見公募が行われています。

誰でもいつでも全国から意見を出せます。

ぜひあなたの声を届けて下さい!

みなさんから国や県に送付された意見を、こちらのページで公開しています。

info@kawabegawa.jp まで「意見本文のコピー、都道府県名」をお知らせ下さい。

記入に迷った方は参考にしていただければ幸いです。

1. 河川整備計画(原案)の意見公募ってなに?

2. 締切は?
・意見提出の締切日は5月6日(金)17時まで
公聴会での発言申込は4月15日(金)17時まで 問題を抱えたまま終了しました

3. 計画(原案)の中身は?どこで見れる?
・国の管理区間(球磨川本流と川辺川ダム予定地)は八代河川工事事務所HPから
・県の管理区間(球磨川のすべての支流)は県HPから

4.どんな意見を出せばいいの
・書き方の例
・書きたいテーマごとの計画原案掲載ページ 早見表 NEW

5. 意見の出し方
・インターネットで
・郵送で
・流域自治体にある意見箱へ提出

6. 公聴会で発言する・傍聴する
公聴会で発言する(流域住民の方のみ) 問題を抱えたまま終了しました
傍聴の申込み方法  問題を抱えたまま終了しました

7. 【更新】公聴会の開き方がおかしい!
・今回の公聴会開催方法について何が問題なのか?

1. 河川整備計画(原案)の意見公募ってなに?

意見公募ってなに

川辺川ダム建設に固執する国土交通省は川辺川ダムを中心に据えた球磨川水系の河川整備計画を策定し、ダム建設を進めようとしています。

河川整備計画とは、今後概ね30年間の具体的な河川整備の目標や内容を示すもの。

正式に策定されると、川辺川ダムが法的に位置づけられてしまい、ダム建設に拍車がかかります。

 現在、国交省はこの整備計画の原案を作成し、意見の公募を行っています。
流域住民を始めとする全国のみなさんは、インターネットや郵送、公聴会(流域住民のみ)などで意見を伝えることができます。

 ここで沢山のダム反対の声が出れば、この整備計画の正当性が失われ、ダムを推進する国交省にブレーキをかけることが出来ます。

 2007年に球磨川流域を中心に開催された河川整備基本方針の説明会「くまがわ・明日の川づくり報告会」では、ダムに反対する流域住民の声が多数出され、翌年のダム建設予定地・相良村、ダムの最大受益地・人吉市、熊本県のダム建設反対・白紙撤回表明につながっていったという経緯があります。

 治水の在り方を 決めるのは、行政ではなく住民です。

 是非、皆さんの声を発信して下さい。

2. 締切は?

・意見提出の締切日は 2022年5月6日(金)17時まで

・公聴会での発言申込み(公述人申込み)は 2022年4月15日(金)17時まで
 ※各会場6名まで

3.計画(原案)の中身は?どこで見れる?

どこで見れるの

球磨川水系河川整備計画には、国管理区間(球磨川本流と川辺川(流水型)ダム予定地内の川辺川)と、県管理区間(球磨川水系のその他の支流)とがあります。

それぞれについて、以下の通り、「河川整備計画(原案)」、説明資料、説明動画が公開されています。

国管理区間 ※川辺川ダム計画が含まれています
球磨川水系河川整備計画 原案(PDF)>こちら
説明資料パンフ(PDF)>こちら
紹介動画(Youtube)>こちら

県管理区間
球磨川水系河川整備計画 原案(PDF) >こちら
資料(PDF)>こちら
紹介動画(Youtube) >こちら

【すべての関連情報は】
・国の管理区間(球磨川本流と川辺川ダム予定地)は八代河川工事事務所HPから
・県の管理区間(球磨川のすべての支流)は県HPから

4.どんな意見を出せばいいの?

参考までに、意見書の記入例をこちら(PDF)で紹介しています。

意見書記入例意見書記入例2

 

みなさんから国や県に送付された意見を、こちらのページで公開しています。参考にして下さい。 NEW

意見を出された方は、よろしければinfo@kawabegawa.jp まで「意見本文のコピー、都道府県名」をお知らせ下さい。お名前を伏せて公開させていただきます。

 

<例えばこんな意見>

・流水型ダムに反対
・ダムで清流が失われる
・人吉の観光産業も八代海の漁獲も悪影響を受ける
・ダムや堤防等で八代海がさらに環境悪化する
・アユに甚大な影響。既存魚道も役立っていない
・クマタカや九折瀬洞窟のコウモリなど希少生物に悪影響
・川の景観が悪化する
・住民参加が無い、公聴会のあり方がおかしい、住民に対して丁寧な説明責任を果たすべき
・「命と環境を守る緑の流域治水」は嘘
・2020年豪雨災害検証が不十分
・支流が本流からの「バックウォーター」で氾濫したというのは、ダムを作って本流の水位を下げれば氾濫しないと思われるためのウソ説明
・ダムでは気候変動に対応できない
・山の問題を放置している。支流を砂防ダムやコンクリで塗り固める法面工事ではなく、森林保水力を高める対策こそ必要
・堆積土砂の撤去をまずすべき
・河道掘削をすべき
・瀬戸石ダムを撤去すべき
・五木村をこれ以上振り回すな
・基本高水の設定がおかしい
・この間「ダムによらない治水」を実施しなかったことが問題
・市房ダム緊急放流の影響を説明すべき、市房ダムで環境悪化した
・「粘り強い堤防」への疑問、被害を増やす
・水位計を適切に設置すべき
・SDGsに反している

…など

 

・書きたい意見テーマと掲載ページ一覧(国管理期間) NEW

意見書記入欄に、「書こうとする意見は、国・県の原案のどの章に当たるか」を書く欄があります。

(例)川辺川ダムはいらない 
    ↓↓
国の「5.1. 河川工事の目的、種類及び施行の場所並びに当該河川工事の施工により設置される河川管理施設の機能の概要」(103pほか)を選択

インターネットでの提出の場合は、この章選択が必須となっているため、「書きたい意見ごとの掲載ページ 早見表」を作成しましたので、ぜひご活用下さい。

(1)国管理区間(本流とダム予定地)
○意見ごとのフローチャート(JPG)  こちら  NEW

○複数の掲載ページ早見表(PDF) こちら

(2)県管理区間(支流)原案の掲載ページ早見表(PDF) こちら

5.意見の出し方

■インターネットで

(1)国(球磨川本流とダム予定地の川辺川)へのインターネットでの意見提出はこちらから

(2)県(その他の支流)へのインターネットでの意見提出はこちらから

【締切】2022年4月4日(月)〜5月6日(金)17:00まで

※インターネットからの投稿は2000字の文字制限があるそうです。それを超えて記入して送信しても、エラーで白紙に戻りますのでご注意下さい。


■郵送で

Wordフォーマット(国・県ともに共通)に記入して、以下の住所へ郵送して下さい。 複数ページに渡って記入できます。

(1)国あて(球磨川本流とダム予定地の川辺川)

〒866−0831
熊本県八代市萩原町 1丁目 708-2
国土交通省 八代河川国道事務所 調査課 宛

(2)県あて(その他の支流)

?〒862−8570
熊本市中央区水前寺6丁目18番1号
熊本県庁 土木部河川港湾局河川課 宛

【締切】2022年4月4日(月)〜5月6日(金) 当日消印有効


■国交省事務所(八代、相良村)、流域自治体役場本庁や支所にある
意見箱へ提出

意見箱の設置場所はこちら

 

6.公聴会で発言する、傍聴する

■公聴会で発言する(流域住民の方のみ)  問題を抱えたまま終了しました

「球磨川流域12市町村に在住の方」は、事前に申し込みの上、公聴会で発言することができます。

【公述人の申込締切】
令和4年4月4日(月)〜 令和4年4月15日(金)17:00まで(郵送の場合は当日消印有効)

【申込方法】
(1)ホームページ (2)ご郵送のいずれかの方法でお申し込みください。
郵送の場合は Wordフォーマットに記入して、以下の住所へ郵送して下さい。

〒866−0831
熊本県八代市萩原町 1丁目 708-2
国土交通省 八代河川国道事務所 調査課 宛

【公聴会の開催予定】  問題を抱えたまま終了しました

市町村名 会場名 開催日時
八代市 桜十字ホールやつしろ 大会議室A・B 令和4年4月24日(日)
動画上映18時〜、公聴会19時〜
人吉市 人吉スポーツパレス 小アリーナ 令和4年4月24日(日)
動画上映14時〜、公聴会15時〜
芦北町 芦北町総合コミュニティセンター 令和4年4月24日(日)
動画上映10時〜、公聴会11時〜
錦町 錦町役場 3階会議室 令和4年4月25日(月)
動画上映18時〜、公聴会19時〜
あさぎり町 せきれい館 令和4年4月24日(日)
動画上映18時〜、公聴会19時〜
多良木町 多目的研修センター 2階会議室 令和4年4月23日(土)
動画上映18時〜、公聴会19時
湯前町 湯前町役場 洋会議室 中止となりました 令和4年4月27日(水)
動画上映18時〜、公聴会19時〜
水上村 岩野公民館 中止となりました 令和4年4月26日(火)
動画上映18時〜、公聴会19時〜
相良村 相良村総合体育館 1階研修室 令和4年4月26日(火)
動画上映18時〜、公聴会19時〜
五木村 五木東小学校体育館 令和4年4月24日(日)
動画上映10時〜、公聴会11時〜
山江村 山江村農村環境改善センター 2階大会議室 令和4年4月27日(水)
動画上映18時〜、公聴会19時〜
球磨村 球磨中学校体育館 令和4年4月23日(土)
動画上映18時〜、公聴会19時〜

■一般傍聴の申込み方法  問題を抱えたまま一方的に終了しました

【対象者】
流域12市町村(八代市、人吉市、葦北郡芦北町、球磨郡錦町・あさぎり町・多良木町・湯前町・水上村・相良村・五木村・山江村・球磨村)

【募集期間】
令和4年4月11日(月)〜 令和4年4月20日(水)17:00まで (郵送の場合は当日必着)

【応募方法】
(1)ホームページより (2)郵送のいずれかの方法で申し込んでください。

(2)郵送の場合は「傍聴申込書(エクセル)」に記入したものを申込先まで郵送してください。

《申込先》
〒862-8570
熊本県熊本市中央区水前寺6-18-1
熊本県 土木部 河川港湾局 河川課 宛

7.【追加】公聴会の開き方がおかしい!?

● 国・県による、流水型川辺川ダムの推進という“結論ありき”の、形骸的でずさんな手続きであり、本来の「住民参加」「住民の意見の反映」とは大きくかけ離れたものである

● 短い告知期間、限られた開催回数、限られた公述人枠、限られた傍聴者の中で行われる今回の公聴会は、行政運営における公正の確保および透明性の点で大きな問題をはらんでいる

● 河川整備計画策定への住民の意見反映を義務付けた河川法(第16条の2第3項※後述)の趣旨を、意図的に狭義で解釈しており、今回の公聴会のあり方は、重大な河川法違反である

● 国と県は、流域住民ならびに納税者である県民、国民の意見と権利、民主主義を軽視した公聴会開催を行おうとしている。流域住民も含めた、県民の大きな関心事である球磨川の河川整備計画原案について、世間一般からとうてい理解が得られるものではない

 

今回の公聴会の問題点まとめ資料(PDF)


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