2005年2月7日、県民の会より熊本県に対し以下の意見書を提出しました。

2005年2月7日

熊本県知事       潮谷義子 様 
熊本県地域振興部 部長 鎌倉孝幸 様

        子守唄の里・五木を育む清流川辺川を守る県民の会 代表 中島 康
              

 萩原堤防の説明会開催にあたり、国土交通省に説明を求める項目について

 貴職におかれましては、「美しい球磨川を守る市民の会」より要望があがっています萩原堤防に関する説明会の開催に向けて、前向きに検討して頂き、心より感謝いたします。

 萩原堤防に関しましては、これまでも住民討論集会や専門家会議において、議論の対象となってきましたが、萩原堤防のフロンティア堤防化事業に関する国土交通省の説明が、平成11年事業概要発表より最近に至るまで、二転三転し、その事業の内容やこれまでの経緯について、国土交通省より、地元住民への説明は一切ありませんでした。

 県のご尽力により、説明会開催について検討いただけることになり、1月28日開催の「森林の保水力に関する専門家会議」において、以下の二点が合意事項となりました。

@2月14日(月)から18日(金)の間に事前議を開催し、論点の整理等を行う。日程等については県から関係者に対してあらためて照会する。
A事前協議における協議を効率的に進めるため、ダム反対側は、国土交通省に説明を求める項目について、その理由、根拠、出典等を明らかにした上で系統立てて整理し、2月7日(月)までに県あて文書により提出する。

 しかし、八代市での説明会開催にあたっては、私たちは出来るだけ、萩原堤防に関する地元住民の疑問に答えられるような説明会を希望しています。

 よって、質問項目の提出にあたっては、より多くの市民の意見も取り入れたいと、「美しい球磨川を守る市民の会」で添付チラシの要領にて、質問の募集を始めています。つきましては、質問項目を集め、整理して提出できるまで、もう少しの時間的余裕を希望いたします。

詳しい問合せ先:出水晃(美しい球磨川を守る市民の会)

                       以上

(別紙チラシ)

          様

萩原堤防についてのあなたの"聞きたいこと"、"知りたいこと"を募集します。

平成17年2月4日 美しい球磨川を守る市民の会 代表 出水 晃

 萩原堤防に菜の花がちらほら咲き始め、もう春はすぐそこです。皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
 このたび熊本県より連絡があり、国土交通省の主催による球磨川萩原堤防についての説明会が、八代市で開催されることになりました。
 ちょっと年配の八代市民にとって忘れることのできない災害として、昭和40年7月3日の大水で萩原町一丁目にあった豊国旅館が、支えていた石垣の破損により流失した事件があります。その後国土交通省の堤防嵩上げ・河床掘削・河幅拡幅工事が行われ、以来今日に至るまで、八代市民を驚かせるような、球磨川に因る水害は発生していません。多くの八代市民は、「もうこれで球磨川による洪水は大丈夫」と国に感謝しながら安心して日々を暮らしていました。
 ところが、川辺川ダム建設をめぐる県民討論集会で当時の川辺川工事事務所長が「萩原堤防はいつ破堤してもおかしくない」と発言、現在でもその発言を繰り返しています。また、先だって発表された萩原堤防が決壊した場合の浸水区域図では、八代市の中心商店街地など約9万人に被害が出る恐れがあるとされています。
 一方、平成13年3月には、国土交通省九州地方整備局八代工事事務所(当時の名称)は200年に1度の大水にも対応する強化堤防(フロンティア堤防)の整備を進めると発表し、築堤根固工事予算として1億円をつけました。しかし、その予算は、誰に説明されることもなく、全く執行されないまま他に流用されていました。そして何と、この強化堤防の計画自体が消滅してしまっていたのです。(去年7月私たちの調査で判明)
 あちこちでの住民との話し合いの中で、危ない危ないと言いながら、一方ではついた予算は他に流用してしまうという国土交通省のやり方や、更に、5年後に撤去が決まっている荒瀬ダムの影響、環境の問題、アユや他の魚、生物との関係、更に堤防造りなら地元の業者でもできるのではないか、などなど、あなたの萩原堤防に関する?をどしどしお寄せください。できますれば文書でお願いします。集まったご意見、疑問をこちらでまとめて国土交通省に伝えます。連絡先は下に記します。

(略)
2月10日までに届くようご配慮くださいませ。   





県民の会トップへ戻る