【2区】・山本伸裕氏(36)共産新
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1)目的をみうしなった無駄な巨大開発の典型であり、建設を強行すれば財政を一層
悪化させるだけでなく、山紫水明の自然破壊、下流域の洪水の危険性の増大、住環境
破壊など取り返しのつかない被害をもたらすものであり、中止すべきです。

2)当然、実施すべきです。

3)川の流域一帯は絶滅危惧種に選定されている「クマタカ」「ヤイロチョウ」、危
惧種の「オオタカ」など貴重な動植物が生息する自然の宝庫です。九折瀬洞窟も学術
的にも貴重なもので専門家からも注目されています。これらの豊かな自然環境を守る
ことは人類に対する歴史的な責任です。

4)@目的を失ったダム建設は百害あって一利なしの国民的な世論と運動をさらに盛
り上げ、建設中止を求める闘いのいっそうの強化が必要です。

 A「ダムに頼らない村づくり」、具体的にはめぐまれた自然環境を生かした「緑の
ダム」構想を検討したらどうか。あの地域一帯を「緑のダム」とし、地域住民を国土
管理人として国が採用し、森林の造成・保全・管理に当たってもらう。「自然公園」
として多くの観光客も訪れる、という名所にできないか。

5)大手ゼネコン奉仕の巨大なダム建設は住民にとって「百害あって一利なし」。ダ
ムによる発電、というのはアメリカをはじめ、今や世界の流れにも逆行している。あ
の豊かな自然環境を破壊する愚行はまさに歴史的な誤り。

日本共産党 熊本2区 山本伸裕
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